そのまま放置はダメ! 洗剤と柔軟剤の入れ間違いに「注意します」「覚えておく」

洗濯機を使う時、洗剤と柔軟剤それぞれの投入口に間違って入れてしまったことはありませんか。
こんな時、このまま洗濯機をまわしても問題ないのでしょうか。もし対処法があるなら知っておきたいところです。
宅配クリーニングの『ココアラ』(coco_ara_cleaning)の公式Instagramを参考にしてみましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
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宅配クリーニングを行う『ココアラ』は、Instagramで毎日の洗濯に役立つ情報を紹介しています。
それによると、洗剤と柔軟剤はそれぞれ役割が違うため、入れ間違えることはよくないことなのだそう。「仕方ないから今日はこのまま洗濯しよう」と放置するのではなく、きちんと対処する必要があります。
そもそも洗剤と柔軟剤は、投入されるタイミングが違います。
『洗剤』は洗いの工程で投入され、『柔軟剤』は最後のすすぎで投入されます。もしも洗剤を柔軟剤の投入口に入れてしまうと、洗剤がすすぎの段階で投入されることになり、洗剤が付いたまま脱水の工程に進んでしまうことに。
また、柔軟剤を洗剤の投入口に入れてしまうと、柔軟剤は洗剤の役割が果たせないだけではなく、柔軟剤の効果も得られなくなってしまいます。
特に柔軟剤口に洗剤を入れてしまうケースは、洗剤が付いたまま脱水されてしまうためとても厄介です。間違ってしまった場合の対処法を見ていきましょう。
入れてしまったすぐ後やスイッチを押す前に気付けた時は、洗濯機を停止させ、洗濯物を取り出します。その後、洗濯機が空の状態ですすぎと脱水を2~3回繰り返しましょう。
最後に柔軟剤投入口を取り外して水洗いを行います。取り外せない場合は、水かぬるま湯を入れて洗い流しておきます。
洗濯してしまった後に気付いた場合は、柔軟剤投入口を洗った後に『洗剤を入れずに』再度衣類を洗濯し直すようにしましょう。
入れてしまったすぐ後やスイッチを押す前に気付けた時は、洗濯機を停止させ、洗濯物を取り出して洗濯機が空の状態で回します。その後は洗剤投入口を水洗いし、正しい方法で洗濯しましょう。
洗濯してしまった後に気付いた場合は、洗剤投入口を水洗いします。柔軟剤だけでは洗濯物の汚れは落ちていないため、もう一度正しい方法で洗濯するようにしましょう。
柔軟剤は『ふんわり仕上げる効果』と『香り付けの効果』がありますが、洗浄効果はありません。柔軟剤は洗剤の役割は果たせないため、そのまま放置してしまうと頑固なシミになってしまう可能性もあります。洗い直しは忘れないようにしましょう。
また、洗剤と柔軟剤は混ざると固まってしまうのだそう。固まってしまうと洗濯物にカスのようなものが付いてしまうだけではなく、投入口の中で固まってしまうこともあります。そのため、投入口は放置せずに必ず水洗いするようにしましょう。
さらに、洗剤と柔軟剤は混ざると固まるだけではなく、中和されて効果もなくなってしまうとのことです。混ぜてしまったことに気付いた場合は、一度洗濯物を出して空回しすることがよいそうです。
洗剤と柔軟剤を入れ間違えてしまっても、「まぁいっか」で済ませていた人もいるかもしれません。しかし、そのまま放置してしまうことは好ましくありません。気付いた場合は、すぐに適切な対処をしましょう。
[文・構成/grape編集部]

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