(若狭敬一キャスター)暑い夏には川遊びを楽しむ人たちも増えますが、河川敷でバーベキューをした後のゴミの不法投棄や騒音などが問題となる場合もあります。誰もが入れる河川敷の場合、そもそもバーベキューをしてもいいんでしょうか?
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(山内彩加アナウンサー)河川敷は基本的には公共の場ということですので、バーベキューなどは禁止されていないんです。河川敷ではバーベキューをしたり、お酒を飲んだり、川で遊んだりと楽しいことも多いですが、一方でゴミの問題、騒音の問題、さらには水難事故も起きる場所でもあるんですね。
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(若狭キャスター)法律で駄目だとは決まっていないけれども、問題が増えてくると禁止したり規制したりという流れになってきても、おかしくないですよね。(山内アナウンサー)実際に京都、大阪、東京の一部の自治体などでは、河川敷でのバーベキューを条例で禁止しているところもあるそうです。
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東海地方でも人気のバーベキュー・スポットが多いのが岐阜県ですが、県のホームページには「河川敷でバーベキューしない方がよいのでしょうか」という質問に対しての回答がありました。「河川敷はバーベキューをするための場所ではありません」さらに「河川敷は無料のバーベキュー場ではないのです」と強調されています。また、「毎年、水難事故が多発しています」とも書かれています。
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実際、どのくらい水難事故が起きているのか、グラフで見てみましょう。去年、2023年に起きた水難事故は過去最多で57件発生していて、亡くなった方が28人いました。河川敷でお酒を飲んだり遊んだりするのは楽しいですが、水難事故に巻き込まれることもあるということを心に留めておいていただきたいですね。(若狭キャスター)河川敷でのバーベキューのマナーが問題になることに加えて、水難事故も続いたりすれば、自治体が条例で禁止する動きが広がることも考えられます。マナーを守って楽しんでもらいたいと思います。