ドライヤーを棚から取り出す時や、使っている最中に、ドライヤーを床に落としてしまったらどのように対処しますか。
明らかに破損している場合は使用をやめて買い替えを考えるでしょうが、見た目に大きな変化がなく、電源が入るようであればそのまま使う人がほとんどでしょう。
『SHARP』のブランドサイトでは、ドライヤーを落とした時の対処法を紹介しています。髪を安全に乾かせるように、取り扱い方法を見直しておきましょう。
誤ってドライヤーを床に落としてしまった場合、見た目に変化がなければ問題ないと使い続ける人が大半でしょう。
しかし、SHARPは落としたドライヤーに対し、次のような対応をするように呼びかけています。
ドライヤーを落としてしまった場合、衝撃にもよりますが、そのまま使い続けると、発火や感電のおそれがあるため、お買いあげの販売店へご相談いただくか、弊社サービス窓口にご依頼ください。
SHARP ーより引用
ドライヤーを床に落とすといっても、身長より高い位置から落とす場合もあれば、床上数㎝から落とすこともあるため、すべての『落とす』に同じ衝撃が加わるわけではありません。
気を付けなければならないのが、落下によりモーターに衝撃が加わった場合です。
ドライヤーはファン、モーター、ヒーターによって温かい風を外に出しますが、モーターが破損すると発火する危険があります。
また、落とした時にコードの付け根が破損した場合も発火の恐れがあります。万が一水のある所に落としてしまった場合は、感電の恐れがあるため注意が必要です。
※写真はイメージ
低い位置から落とした場合は、ドライヤーを振って音がしないかも確認しましょう。
低い位置から落下した場合であっても、打ち所が悪ければ強い衝撃を与えます。
本体を振った時に『カラカラ』と音がする場合は、中の部品が外れている可能性があるため使用を控えましょう。
見た目に大きな変化がなかったとしても、ドライヤーの内部までは確認できません。心配な場合は、販売店やメーカーに相談するようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]