沖縄の最高齢は112歳、県内唯一の明治生まれ 100歳以上は1184人 昨年と比べ60人減少

16日の「敬老の日」を前に沖縄県は13日、県内100歳以上の高齢者が1184人(男性123人、女性1061人、1日現在)になったと発表した。昨年と比べ60人減少した。最高齢は112歳の喜友名靜子さん(北谷町)。喜友名さんの誕生日は1912(明治45)年6月10日で、県内唯一の明治生まれとなった。

沖縄県内で唯一の明治生まれとなった喜友名靜子さん(家族提供)

2~5位はいずれも109歳で、2位は豊里ウトさん(那覇市)、4位は上間和子さん(今帰仁村)、3、5位は氏名非公表だった。上位20人は全員女性だった。
市町村別では那覇市が216人で最多。次いでうるま市116人、名護市75人、浦添市と沖縄市がそれぞれ71人と続いた。
本年度中に100歳を迎える新長寿者の総数は471人(男性51人、女性420人)で、前年度から8人増えた。
15日は老人福祉法で定める「老人の日」。21日までの1週間を「老人週間」とし、県内各地で長寿を祝う催しや高齢者福祉に関するキャンペーンなどが展開される。(社会部・下里潤)
写真を拡大 沖縄県内100歳以上の長寿者上位20人
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