日々、不特定多数の人と関わる接客業。
「ありがとう」といった感謝の言葉をもらうこともあれば、理不尽なクレームをいわれることもあるでしょう。
たとえ自分に非がなかったとしても、客から大声で怒鳴られたら、心が傷付き落ち込んでしまうものです。
スーパーマーケットで働きながら、接客業にまつわる漫画を描いている、あとみ(yumekomanga)さん。
読者から寄せられた体験談をInstagramに投稿しました。
レジを担当していた女性は、客から理不尽な理由で怒鳴られてしまったのですが…。
男性客に理不尽なクレームを入れられて、落ち込んでいた女性。
男性客がその場を離れると、後ろに並んでいた女性客が「頑張ってね」と声をかけてきたのでした!
温かいひと言に救われた気持ちになっていると、さらに後ろの女性客からも励ましの言葉が。
きっと2人は男性客との一連のやりとりを見ていたのでしょう。落ち込む女性を励ましたいと思い、自然と口から出た言葉なのかもしれません。
こういった、理不尽なクレームに頭を悩ます場面は、接客業に従事している人にとって『あるある』の模様。
漫画を見た人からは、共感のコメントなどが多数寄せられていました。
・自分だったら泣いてしまう。怒号はスルーできるけど、優しい言葉は染みるね。
・私もお客様に救われたことがあります!今度は救う側の人になりたいな。
・見ている人は見ています!そして、心優しいお客様が味方になってくれますよね!
・理不尽に怒ってくる人、本当にやめてほしいですね。優しい人も必ずいるから頑張ろうと思えました。
漫画を描いたあとみさん自身も、同様の経験があるようで「ほかのお客様に優しくされるとホッとしますね」とつづっていました。
落ち込んでいる時や、心が傷付いている時ほど、周囲の優しさが身に染みるもの。
他人から受けた温かい言葉や行動を、自分も周囲に還元することで優しさの輪が広がっていくのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]