敏いとうさんが逝去 『ムード歌謡の帝王』の訃報に「昭和がまた1つ終わった」

2024年9月14日、歌手の敏いとう(とし・いとう)さんが亡くなったことが分かりました。84歳でした。
サンケイスポーツによると、敏さんは前立腺がんのため、同月10日に息を引き取ったとのこと。なお、葬儀は家族葬で執り行われるそうです。
ムード歌謡グループ『敏いとうとハッピー&ブルー』のリーダーとして、ボーカルとベースを担当してきた、敏さん。
1972年に発表した『星降る街角』のほか、1974年の『わたし祈ってます』、1979年の『よせばいいのに』といった楽曲で、同グループはヒットします。
敏さんは高い歌唱力が評価され、『ムード歌謡の帝王』と呼ばれるように。『敏いとうとハッピー&ブルー』は、昭和のムード歌謡界を盛り上げました。
『敏いとうとハッピー&ブルー』
昭和世代にとって『敏いとうとハッピー&ブルー』の楽曲は、『カラオケで歌う定番の楽曲』という印象が強い模様。
訃報を受け、多くの人が当時を思い出しながら、「いつまでも忘れません」や「昭和がまた1つ終わってしまった」といったコメントを寄せています。
敏さんの歌声は、各々の考える『思い出の歌』とともに、たくさんの人の心の中でも残り続けることでしょう。ご冥福をお祈りいたします。
[文・構成/grape編集部]

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