【新NISA】投資の財源は「預貯金」が4割弱 – 人気の投資商品は?

フィデリティ投信は9月10日、「フィデリティ・ビジネスパーソン1万人アンケート2024年」の結果を発表した。調査は2024年6月30日~7月7日、10,987人を対象にインターネットで行われた。
○新NISAをきっかけに投資を始めた人は、正規・非正規雇用ともに6割超に上る

「もともと投資をしていなかったが、投資を始めた」928人のうち、「新NISAがきっかけ」と回答した人は586人(男性324人、女性262人)。正規・非正規雇用の差異はなく、非正規雇用は特に若年層・中堅層の比率が高い結果となった。

○預貯金から新NISAへお金をシフトさせる人が4割弱

新NISAに投資するお金の財源として、給与、ボーナスなどこれから稼ぐお金を財源とする人が最も多いが、預貯金残高からシフトさせる人も4割弱存在。既存の保有資産における「貯蓄から投資へ」が進んでいることがわかった。

投資を増やした人の理由も新NISAが圧倒的
投資額を増やした人の理由の第2位以下は、「インフレ」「投資知識増」「相場変動」の順で昨年と変わらず。また「相場変動」「インフレ」「収入減」は、投資額増減のどちらにも働く点も昨年と同様。

○新NISAで人気の投資商品、若年層は外国株投信、高齢層は日本の個別株式

「NISA濃度」(新旧NISA経由で投資する割合)が高いのは外国株投信、次いでバランス型投信だった。

○お金に関する情報入手ルート、金融資産が多い層はニュースWEBや金融機関

お金に関する情報入手ルートは、SNSやブログ、ニュースWEBは全般的に人気だが、資産額が増えるにつれ、雑誌、新聞、本、ファイナンシャル・プランナー、また特に金融機関から情報を得る人が増えることがわかった。

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