ワイシャツの襟汚れはどうやって落とすのが正解? やり方に「実践します」

ワイシャツは、仕事や学校の制服で毎日のように着るという人も多いでしょう。
きちんと洗っていても、使っているうちに気になってくるのが『襟元の汚れ』。普段の洗濯ではなかなか落とせないため困ってしまいます。
すぐに黄ばんでしまうワイシャツの襟をきれいにする方法を、Instagramの投稿からご紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
宅配クリーニンクのcoco-ara(ココアラ)(@coco_ara_cleaning)がシェアした投稿
黄ばんでしまったワイシャツの襟の上手な洗い方を紹介しているのは、宅配クリーニングの『coco-ara(ココアラ)』(coco_ara_cleaning)公式Instagramアカウントです。
襟汚れの原因は、皮脂と汗。油分である皮脂汚れは時間が経つと洗濯機で洗っても取れないため、しつこい黄ばみとなって残ってしまいます。
取り除くには、普段の洗濯とは別に『部分洗い』が必要です。
部分洗いするには、汚れの目立つ部分に中性洗剤を直接かけ、繊維の奥まで洗剤が行き届くようになじませます。その後、40℃程度のお湯ですすぎ、普段通り洗濯をするだけです。
ワイシャツの襟に洗剤をなじませる際は、歯ブラシの背を使ってなでるようにしましょう。ブラシ部分でこすってしまうと、繊維を傷める可能性があります。
また、すすぎの際は、生地同士を強くこすり合わせると毛羽立ちの原因になるため、表面に浮いた汚れを落とすように優しくなでるようにするのがポイント。
部分洗い後に汚れが落としきれていない場合は、再度部分洗いをしてみてください。
襟汚れは発生してしまうときれいに落とすのが難しいため、そもそも汚れが発生しないよう予防するのが重要です。
襟汚れを防ぐ方法として、まずは襟にベビーパウダーを塗布することが挙げられます。ベビーパウダーには汗や油を吸着する効果があるため、洗濯後のワイシャツの襟に付けるだけで簡単に汚れの予防ができるでしょう。
また、赤ちゃんから使用できるもののため、肌に優しいのもいいところです。肌の弱い人でも安心して使えるうえ値段も手ごろなので、ぜひ試してみてください。
アイロン用の洗濯のりも、汚れ防止に効果的です。汚れの付着しやすい襟部分をのりでコーティングすることで、繊維まで油分がしみ込むのを防げます。
ただし、洗濯のりを使った部分はがっちりと固まってしまうため、柔らかい素材のシャツには使えません。通勤用のワイシャツであれば問題ないでしょう。
近年では、シャツの汚れを防止できるテープも販売されています。襟だけでなく袖にも使用できるため、汚れやすいところに貼ればきれいな状態を保つことが可能です。
ワイシャツにできやすい襟元の黄ばみ汚れは、そのまま放置しておくときれいに落とせなくなってしまいます。予防も含め、なるべく早めに対処して、常にきれいな状態をキープしましょう。
[文・構成/grape編集部]

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