服を買ったらまず確認! 色移りを防ぐためのポイントに「覚えておきます」

色の濃いものを洗濯すると、色落ちしたり、ほかの衣類に色が移ったりしてしまうことがあります。
色落ち・色移りを防ぐためにやるべきことを、Instagramの投稿からご紹介します。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
宅配クリーニンクのcoco-ara(ココアラ)(@coco_ara_cleaning)がシェアした投稿
色落ち・色移りを防ぐポイントをInstagramの投稿で紹介しているのは、宅配クリーニングの『coco-ara(ココアラ)』(coco_ara_cleaning)公式Instagramです。
毎日の洗濯に役立つアイディアを、Instagramを通じてシェアしています。
色落ちや色移りは、淡い色よりも染料の多い濃い色で起こりやすい傾向にあります。特に青や赤は染料が落ちやすく要注意なのだとか。
また、化学繊維を使ったものは色落ちしにくく、天然素材を使ったものは色落ちしやすい傾向があるようです。そのほかにも、デニム素材や海外製の古着、刺繍が施された衣服も色落ちに注意しなければなりません。
色落ちしやすい衣服を洗う際は、必ず色落ちテストを行いましょう。
テストの方法は、白いタオルや綿棒に液体洗剤を付け、衣服の目立ちにくい場所を軽く叩きます。タオルや綿棒に色が付いた場合は、洗濯で色落ちする衣服だということです。
色落ちテストで色が移った衣服は、どんなに注意して洗濯をしても色落ちが発生してしまいます。淡い色の服と一緒に洗ってしまうとほぼ確実に色移りするため、単独で洗濯するか同じような色の衣服とともに洗濯をするといいでしょう。
また、色落ちしやすい衣服は、1回洗ったからといって2回目からは色落ちしないというわけではありません。もしもほかの衣服と一緒に洗いたいという場合は、ある程度色落ちさせてからのほうがおすすめです。
色落ちさせる方法として、まず洗面器に40~50℃のお湯をはり、液体洗剤を溶かしたら、衣服を5分ほどつけ込みます。
その後、洗濯機で1分ほど脱水し、新しく水をはった洗面器に10分ほどつけ込みましょう。最後に1分ほど脱水したうえで陰干しすれば完了です。
軽度の色移りの場合、規定量の2~3倍ほどの洗剤でつけおき洗いするだけで汚れを落とせます。一度乾いてしまうと顔料が定着してしまうため、乾く前に洗い直してください。
なお、洗剤は弱アルカリ性のものを使うとより効果的です。
色移りが激しい場合は、同様に40~50℃ほどのお湯に規定量の2~3倍の弱アルカリ性洗剤を入れ、さらに酸素系漂白剤5を追加し、1時間ほどつけおきします。その後は洗濯機で通常洗いをしてから天日干ししましょう。
色移りした服も、程度によっては元に戻せない可能性があります。そのため、洗濯前に色落ちするかを確認し、色落ち・色移りによる影響を極力抑えることが大切です。もしも色移りしてしまった場合は、ココアラのInstagramを参考にしてなるべく早く対処しましょう。
[文・構成/grape編集部]

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