もし自分が首相になったら?若者の政治離れ叫ばれる中…大学生が“政策”発表!「地方の魅力発信案」や「農業活性化策」も

自民党総裁選が12日に告示される中、大学生たちが「もし自分が総理大臣になったら」というテーマで政策を発表!若者の政治離れが叫ばれる中、大学生はこの国の未来にどんな問題意識を持ち、その課題解決のため、どのような政策を示したのでしょうか。

【記者リポート】
「それぞれの学生が考えた政策の発表会を前に、会場では緊張間が漂っています」

9月12日、新潟市西区の公民館で開かれたのは、大学生が主役の「未来国会」です。

若者の政治離れが叫ばれる中、政治への関心を持ってもらおうと、大学生が主体となって開催している未来国会。

【新潟大学 二瓶雅研さん】
「私たちのビジョンは、経済×教育で再び経済成長革命を、そして子どもたちに最高の教育をということで政策を考えてきました」

この日は、新潟大学の学生が30年後、総理大臣になったことを想定し政策を発表。人口減少が進む中…

【大学生】
「大学のインターンシップのような扱いで学生を呼び込むことで色々なことを体験してもらう」

都市部の学生が地方の大学に留学するような仕組みを構築し、地方の魅力を発信していく案や農業大国である新潟を意識してか、農業の活性化策を掲げる未来の総理も!

【大学生】
「農業の設備投資にかかる農機具の買い取り、賃貸を主とする国営企業の設立事業を提案します」

この日の未来国会には現職の市議会議員もオブザーバーとして参加。若者の意見に刺激を受けたようです。

【新潟市議会 内山航 議員】
「30年後を考えると、今はできないと思っていても、もしかしたら技術革新とかイノベーションが起こってできることがあるかも知れない。そういう夢を見せていただいた」

総裁選後には早期の解散総選挙も予想される中、総理候補たちが政策で日本の未来に夢を見させてくれるのでしょうか?

今回の総裁選は解散総選挙の投票行動にも大きな影響を与えそうです。

【新潟大学 二瓶雅研さん】
「たかが1票だが、されど1票ということで、自分自身が変えていくことをやはりみんなが感じられるようになれば投票率は上がるのではないか」

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