千葉県内は１１日、各地で厳しい暑さとなり、銚子地方気象台によると、市原市牛久で正午過ぎに気温３６・１度を観測した。午後１時過ぎに茂原市で３５・３度、佐倉市でも午後２時過ぎに３５・１度に達し、この３カ所で最高気温３５度以上の猛暑日となった。千葉県内での猛暑日は３日ぶり。
千葉県内１５カ所の観測地点すべてが３１度を超え、平年と比べ３・９度～７・２度暑かった。涼しいとして注目される勝浦市も３１・９度で、銚子市は３１・７度。
１２日も県北西部で３４度、南部で３３度程度にまで気温が上昇する見通し。気象庁と環境省は１２日の千葉県内に対し、熱中症警戒アラートを出した。
１１日、千葉県内では県の午後４時までの集計で１３人が熱中症の疑いで救急搬送された。引き続き、暑さから体を守る対策が必要。