そのうちひ孫も操縦しそう…。
アメリカ空軍は2024年8月26日、横田基地所属の第36空輸飛行隊が日本の航空自衛隊とともにC-130「ハーキュリーズ」の初飛行70周年を祝う記念飛行を行ったと発表しました。
まさに「飛行機界のハイエース」!? ベストセラーすぎて70年…の画像はこちら >>C-130「ハーキュリーズ」(画像:アメリカ空軍)。
アメリカ空軍によると、C-130は朝鮮戦争中に中型輸送機の不在が指摘されたことで開発が始まり、1954年8月23日に原型機が初飛行を行ったとのことです。
以降、何度かの改良を経て2024年現在も現役。これまでに南極大陸を含むすべての大陸で飛行し、計70か国で運用されています。
今回の記念飛行は、第36空輸飛行隊と空自の第401飛行隊が富士山をバックに飛行したとのことです。
70年を経た今も現役であり続けるC-130の卓越した性能について、横田基地に所属する第374空輸航空団のサム・ビンセント大佐は「この航空機は、どのような環境でも、どのような状況下でも、効率的なコストで運用できます。要求したことを何でもこなせるため、アメリカだけでなくほかの国々でも使用されるようになりました」と説明。さらに「親子3代で操縦している人もいます。この航空機がどれほど長い間運用され、どのような成果を達成できるかを証明しています」とその長い運用の歴史を強調しました。