今年7月、顔見知りの男性から現金とキャッシュカードを脅し取るなどした疑いで、新潟県上越市に住む16歳と17歳の男子高校生が逮捕されました。2人はあわせて約73万円もの金を男性から脅し取るなどしていました。
恐喝・窃盗の疑いで逮捕されたのは上越市に住む男子高校生（16）、恐喝の疑いで逮捕されたのは上越市に住む男子高校生（17）です。
2人は共謀の上、7月19日に上越市内の商業施設で顔見知りだった20代男性を誘い出して脅し、現金を要求。男性に現金40万円を引き出させたほか、財布に入っていた現金約2万円とキャッシュカードを脅し取った疑いが持たれています。
さらに、16歳の男子高校生は20日、上越市内で脅し取った男性のキャッシュカードを使用してＡＴＭから現金約31万円を引き出し盗んだ窃盗の疑いでも逮捕されています。
事件から３日後に被害者の男性が警察署を訪れ「少年に脅されてお金をとられた」と被害を届け出たことから事件が発覚。
警察は２人の認否について「共犯事件のためコメントしない」としています。
警察によりますと、2人は友人同士で、現場には2人のほかにもう1人の知人もいて、警察が任意で話しを聞いているということです。
警察は男子高校生らと男性の間にトラブルがなかったかどうかなど、事件の経緯や動機について詳しく調べています。