レゾンデートルは、「夫婦のセックスレスに関する実態調査」の第9報の結果を2024年9月1日に発表した。調査は、2024年1月30日~2月3日、7月22日~26日の期間、20~59歳の夫婦間レス当事者の男女400人を対象にインターネットにて実施したもの。
配偶者の性風俗の利用について尋ねたところ、「許さない」の回答は男性33.0%、女性48.0%だった。一方、「許す・仕方ないと諦める」といった許容派の割合は、男性45.0%、女性31.5%と、男女ともに3割を超えることが明らかに。
年齢・男女別に性風俗の利用を「許さない」の回答をみると、男性では「20代」(42.0%)が最も多く、次いで「30代」(40.0%)、「50代」(30.0%)、「40代」(20.0%)と続いた。
一方、「許す・仕方ないと諦める」といった許容派の回答をみると、男性は「20代」(50.0%)、「40代」(52.0%)、「30代」(42.0%)の許容度が高いことが判明した。
女性の「許さない」の回答で最も多かったのは「30代」(56.0%)で、次いで「50代」(48.0%)、「20代」「40代」(各44.0%)と続いた。
一方、「許す・仕方ないと諦める」といった許容派の回答をみると、トップの「50代」(34.0%)に次いで、「30代」「40代」(各32.0%)、「20代」(28.0%)と、どの年代も4割に満たない結果に。
夫婦間以外の性的な関係に対して、相互の合意の下に開かれている結婚の形である「オープンマリッジ」を提案されたら同意するかと尋ねたところ、男女ともに「同意しない」(男性31.5%、女性40.0%)が最も多く、女性は約2割が「むしろ離婚する」(21.0%)と回答した。
男女別にオープンマリッジの提案についての回答をみると、男性で「同意しない」が最も多かったのは「30代」(44.0%)だった。次いで、「50代」(32.0%)、「20代」(28.0%)、「40代」(22.0%)と続いた。また、どの年代も「離婚する」が15.0%前後であることが見て取れた。
女性の回答をみると、「同意しない」(46.0%)のトップは「50代」(46.0%)で、次いで「40代」(40.0%)、「20代」(38.0%)、「30代」(36.0%)と続いた。また、「離婚する」の割合はどの年代も2割前後との結果になった。