電子レンジ調理に使えるラップの条件は? メーカーの情報に「気にしてなかった…」

電子レンジで食品を加熱する時に、ラップで包む必要があることは多々あります。
しかしながら、料理やラップの種類によっては、電子レンジ調理できないケースもあるようです。
電子レンジと食品用ラップの注意点について、家電メーカーとして知られる東芝ライフスタイルの公式サイトより解説します。
食品用ラップはさまざまなメーカーから発売されています。どれも同じように見えますが、製品ごとに異なる特徴を持っています。
電子レンジ調理に使えるものもあれば、使えないものもあり、それぞれに合った使い方をすることが大切です。
では、電子レンジ調理できるラップは、どういった点で見分ければよいのでしょうか。東芝の公式サイトでは以下のように解説しています。
耐熱温度が140℃以上のラップをご使用ください。
東芝ライフスタイル ーより引用
ラップのパッケージ裏を見てみると、耐熱温度が記載されています。140℃より低いもので電子レンジ調理をすると、熱に耐えきれず溶けてしまう恐れがあります。
ポリエチレン製のラップは、溶けて燃える危険があるため、素材にも注目して判断しましょう。
電子レンジ調理でラップを使用する場合には、料理の内容にも注意が必要です。
ただし、油分、砂糖、塩分の多いものの調理には使わないでください。食品自体が140℃を超えて、食品の熱でラップがとけることがあります。
東芝ライフスタイル ーより引用
例えば、コロッケやから揚げなど、油分の多い食品をラップで直接包んで加熱調理すると、触れた部分が溶けてしまう恐れがあります。
食品はなるべく底の深い容器に入れ、ラップはふんわりかけるようにしてください。
カラッと仕上げたい場合、あえてラップを使わないほうがよいケースもあります。料理の特性に合わせて、ラップの使い方にも工夫すると安心です。
電子レンジ調理とラップの関係性について、「知らなかった」「これまで気にせず使っていた…」という人も多いのではないでしょうか。
トラブルを防ぎ、安心して電子レンジ調理を楽しむためには、ラップの特性についても頭に入れておくのがおすすめです。
まずは自宅で使っているラップのパッケージを見て、電子レンジ調理に対応したタイプかどうか確認してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]

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