夏の定番メニューといえば冷たい『そうめん』。
ゆでる時に麺同士がくっ付いて固まったり、ボソボソとした仕上がりになったりしたことはありませんか。
おいしくツルツルと食べるには、ゆでる際に少しのコツが必要です。
高級手延べそうめん『揖保乃糸』の公式サイトより、そうめんを失敗せずにゆでるコツを紹介します。
揖保乃糸の公式サイトでは、そうめんが上手にゆでられない原因を以下のように解説しています。
ゆであがっていないことやゆで過ぎたことが原因と考えられます。
ゆでるめんの量に対して、「お湯の量」、「ゆで時間」、「火加減」が大切になります。
揖保乃糸 ーより引用
ゆでる際のポイントと具体的なやり方を以下で詳しく見ていきましょう。
大きめの鍋でお湯を沸騰させて、そうめんをバラバラと投入します。お湯の量は、1人前2束(100g)に対して1ℓが目安です。
そうめんは強火でゆで、沸騰したら吹きこぼれないように火加減を調整します。
ゆで時間は1分30秒~2分が目安。ただし商品によって異なるので、パッケージに書かれているゆで時間を事前に確認しておいてください。
そうめんがゆで上がったらザルに移し、水を当てて粗熱を取ります。水を流しながらしっかりともみ洗いしましょう。
なおゆでる前に、食べるぶんのそうめんの束をほどいておくこともポイントです。このひと手間でそうめんを一気に鍋に入れられます。
温かいだしで食べる『にゅうめん』や『そうめんチャンプルー』などの場合は、調理工程で湯通しや再加熱が必要です。
そのためそうめんをゆでる際は、パッケージに表示されたゆで時間よりも短めにゆでてください。ベチャっとすることなく仕上がるでしょう。
そうめんは手軽に作れる料理ですが、お湯の量やゆで時間、火加減に十分注意しなければ、本来のおいしさが半減してしまいます。
ゆで方の基本をしっかりと意識し、ノドごしのよいそうめんを楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]