“子ども議員”が新潟の課題へ提言!観光・防災…テーマに沿って研修も「海のゴミを自動的に集めてくれる機械導入を」「液状化の地盤改良を」

新潟県議会の議場で8月20日、子どもが議員となる「子ども会議」が開かれました。子どもたちは防災や観光への取り組みについて提言しました。
【記者リポート】「新潟県議会です。こちらに集まっているのは子ども議員たち。会議での提言に向けて現在練習などを行っています」20日、県議会で開かれた「子ども会議」。これは子どもたちに新潟の魅力や課題について自ら考え、行動する力を育んでもらおうと行われました。会議には小学4年から中学3年までの児童・生徒が参加。事前に防災や観光などをテーマに県内各地で研修を行い、この日は議会の仕組みを学んだあと、取り組むべき問題への提言を考えました。そして…
【子ども議長】「ただいまから新潟子ども会議を開会します」会議がスタートし、議会さながら子ども議長が進行。観光をテーマに佐渡市で研修を行った班は。【子ども議員】「海に流れ着いた多くのゴミを見ました。例えば、ゴミを自動的に集めてくれる機械を入れてみたりして、人の負担を少しでも軽くしていくことが環境の長持ちにつながるのではないでしょうか」佐渡市の“偉い人”へ提言する子ども議員がいる一方…【子ども議員】「いつか家族で行く佐渡観光は何日の旅行にしますか?」【子ども議員】「できれば2泊3日がいいです。とても楽しみにしています」見学に来た家族に訴える子ども議員も。さらに能登半島地震の被災地を視察した班は、防災モデル都市として液状化の地盤改良を行うことなどを提言しました。【子ども議員】「すごく緊張した」【子ども議員】「偉い人になった気分だった」【子ども議員】「(将来)“こういうことが現状だよ”ということをみんなに知らせることをしたい」提言には今後、電子投票で賛同でき、結果は関係機関に共有されます。

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