九州 今週 台風9号北上で大気不安定 海のレジャーは強風・高波注意

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今週、九州は東シナ海を北上する台風9号周辺の湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定でしょう。急な雷雲の発達に注意が必要です。また、沿岸海上は南よりの風がやや強く、波が高い所が多いですので、海のレジャーはご注意下さい。
19日は局地的に非常に激しい雨

今日19日、九州は台風9号周辺の湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。九州は晴れ間もでますが、雲が広がりやすく、午後はさらに雷雲の発生が増えてくる見込みです。局地的に非常に激しい雨が降るおそれもあり、発達した積乱雲の下では、落雷や竜巻などの激しい突風、短時間の強い雨にご注意下さい。沿岸海上は南よりの風がやや強く、九州南部や長崎県五島地方は次第に波が高くなります。強風・高波に注意が必要です。また、日差しが弱まる分、気温の上昇は抑えられますが、かなり蒸し暑いでしょう。
台風9号の動き

今日19日午前9時現在、台風9号は宮古島の東海上にあって、ゆっくりと北東に進んでいます。台風9号は、この後もあまり発達することなく、今日19日午後から明日20日にかけて東シナ海を北上する見込みです。21日(水)は黄海を北上し、22日(木)は進路を北東に変えて、日本海で熱帯低気圧に変わるでしょう。九州は台風9号の直接の影響はありませんが、台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込むため、不安定な天気が続き、かなり蒸し暑い日が多いでしょう。また、海上は東シナ海側を中心に波が高くなりますので、海のレジャーなどは注意が必要です。
変わりやすい天気続く

明日20日以降も、九州は台風9号周辺の湿った空気が流れ込むため、大気の状態が不安定で、変わりやすい天気が続くでしょう。23日(金)頃に九州付近を前線が通過し、その後は一時的に大陸から乾いた空気が流れ込む見込みです。この先もまだ残暑が続きますが、週末から朝晩は幾分しのぎやすくなり、少し秋の気配がしてきそうです。

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