布団をいつまで干してる? 企業の情報に「気にしてなかった」

晴れた日には、洗濯した布団やシーツなどを干す絶好のチャンス。
ここぞとばかりに、ベランダで大量に干している人もいるでしょう。
寝具の中でも、布団を干す時には、さまざまなことに気を付けなければいけません。
布団のレンタルやリフォームを行う、山本松産業株式会社(以下、山本松産業)。
ウェブサイトを通じて、布団の正しい干し方を解説しています。
乾燥させるために、やみくもに布団を干せばいいというものではありません。
正しく干さないと布団の寿命を縮めてしまうことになってしまいます。
寝心地の良い布団をできるだけ長くお使いいただくために、下記のポイントに注意して布団を干しましょう。
山本松産業株式会社 ーより引用
やみくもに干してしまうと、布団の寿命を縮めてしまうのだとか。
山本松産業は、寝心地のいい布団を長く維持するために、以下の注意ポイントを挙げています。
布団は湿気を吸いやすいため、早朝や夕方には干さないでください。
晴れた日は、朝から干して夕方の日が落ちる頃まで、ほうっておく人もいるでしょう。
しかし、干す時間を気にして3時頃には取り込むようにしてください。
また、前日が雨の場合も布団を干すのには適さないので注意が必要です。
日差しは夏と冬など、季節によって強さが変わります。
山本松産業によれば、夏場は木綿素材だと週2回、日中の1~2時間。羽毛布団を干す場合は月1回、30分を目安としています。
また、羽毛や羊毛布団の場合は、長時間干すと傷みの原因に。風通しのいい室内で陰干しをして、月に2回ほどの天日干しで殺菌するといいでしょう。
まずは、布団の肌に触れていた側を、表にして長めに干してください。
次に干している途中で裏返して、両面をしっかり乾燥させるのがポイントです。
直射日光を当て続けていると、布団が日焼けをして傷めてしまいます。
そのため、カバーやシーツを付けたままが干すのがいいでしょう。
洗った布団をそのまま干していた人が多いかもしれません。布団を長持ちさせるためにも、日焼けをしないような対策が必要なのですね。
羽毛布団の場合は、日焼けを起こしやすく、特に注意が必要だといいます。
強くたたきすぎてしまうと、布団が傷んでしまいます。
布団たたきで布団をたたくと、ホコリなどが落ちているように見えますが、実際は、布団の中綿の繊維がつぶれてしまっているとのこと。
特に羽毛布団の場合は、目詰め加工をした部分から羽毛が吹き出す原因になります。
布団を長持ちさせるために、表面をなでるように横に滑らせて、ホコリを払うようにしてください。
睡眠時間を快適にするため、よく干した清潔な布団を使いたいでしょう。
しかし、天気がよくても布団を外で干したままにしてはいけないなど、いろいろな落とし穴があるようです。
山本松産業の注意ポイントを念頭に置いて、上手に布団を干してみてはいかがですか。
[文・構成/grape編集部]

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