秋の味覚“サンマ” 今年は豊漁!?近年減少傾向も…北海道・根室市での水揚げ量は去年の10倍以上に!サイズ大きく価格も3割ほど安く【新潟】

これから旬を迎える秋の味覚「サンマ」を紹介します。

8月19日朝も新鮮な魚が競りにかけられていた新潟市中央卸売市場。先週、関東に接近した台風7号の影響が市場に及んでいました。

【新潟冷蔵 長井宏太さん】
「あれだけ強い台風だったので、漁師が漁に出られないそういうこともあって、きょうの入荷自体は例年の3分の2程度になっている」

市場全体の魚の入荷量が減少していると言います。その一方で…

【記者リポート】
「きょうから入荷が始まったという北海道産のサンマ。去年は3箱ほどしか並んでいませんでしたが、今年はこのようにサンマが入った箱がずらりと並んでいます」

5年ほど前から海水温の上昇などにより水揚げ量が減少傾向にあったサンマですが、今年から漁の解禁日を10日早め、さらに漁船も小型から大型に変えたことで漁獲量が増加。

17日、北海道の根室市で水揚げされたサンマは去年の10倍以上となる約500トンにのぼりました。

また、今年は去年に比べサイズが一回り大きく、価格も3割ほど安いことから多くの人が秋の味覚を楽しめそうです。

【新潟冷蔵 長井宏太さん】
「初日でこれだけ多くの水揚げがあったので、ぜひこれからも豊漁が続くことを願っている。お手頃な価格にだんだんなってくると思うので、ぜひ食べていただきたい」

北海道産のサンマ漁は9月上旬から10月下旬にかけてピークを迎えます。

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