藤井聡太七冠(22)ウェブ新CMを公開 AIと将棋について「AIが常に正しいというわけではない」

将棋の藤井聡太七冠(22)が2つ目の「永世称号」に王手をかけるか。注目の王位戦七番勝負第4局は、佐賀県で熱戦が続いています。一方、新たに公開されたウェブCMでの熱演も注目です。
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藤井七冠が渡辺明九段(40)の挑戦を受ける王位戦七番勝負。第4局は佐賀県唐津市で渡辺九段の先手で始まりました。先に4勝した方がタイトルを獲得する王位戦で藤井七冠はここまで2勝1敗。今回勝てばタイトル5連覇と「永世王位」の資格獲得に王手をかけます。
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(藤井聡太七冠)「あすからの第4局はシリーズ中盤戦の大きな一局になりますが、2日間集中して、皆さまに楽しんでいただけるような熱戦にしたい」
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一方、初めての「王位」獲得を狙う渡辺九段は。(渡辺明九段)「第3局から少し間が空いたので、また新しい気持ちで将棋盤に向かっていけたら」
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19日、藤井七冠が選んだ勝負めしは穴子丼と地魚の茶わん蒸しでした。
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おやつは、豊臣秀吉も食べたと伝えられる米粉の生地でこしあんを巻いた「伊藤けえらん」。朝鮮出兵前の秀吉に献上され、「戦に勝つまで帰らん(けえらん)」と言われたのが名前の由来とされている佐賀の銘菓です。
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「永世棋聖」に続き、2つ目の永世称号獲得へ期待が高まります。
そして8月公開されたウェブCMが注目されています。
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「彼は不思議な人間だ。突然黙り込み、時には涙を流す」世界的半導体企業「日本AMD」の新たなウェブCM。藤井七冠の幼少期を再現したシーンから始まり、詰め将棋をしたり将棋研究ノートを作成したり、将棋一筋の藤井七冠が、やがて自作の高性能パソコンで将棋AIの研究を重ね、強くなった過程を事実に基づいて描いています。
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撮影では対局さながら、真剣な表情で臨んだ藤井七冠。スポンサー企業のインタビューではAIと将棋について改めて…。(藤井七冠)「将棋のAIというのは、人間の感覚で指しづらい手や、浮かびづらい手を示すことも多いので、私自身もAIを活用することで、新しい感覚を取り入れて、成長することができたと思っています」
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さらに、AIの活用についてはこんなことも。(藤井七冠)「一方で、AIの示すことが常に正しいというわけではないので、その点に留意して活用していくことが必要なのかなと思っています」
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AIの力を冷静に分析し培ってきた強さ。新たな偉業達成となるか?王位戦第4局は、20日夜には決着する見込みです。

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