「オマケして」とゴネる客 配達員の行動に「正しい」「こういう人マジでいる」

宅配便などを発送する際に重要なのが、荷物のサイズ。
大半の宅配サービスでは、荷物の縦と横、奥行きのサイズによって、配送料が異なります。また、サービスによってサイズの上限が決まっていることも少なくありません。
いわずもがな、荷物が大きいほど扱いが大変になるため、配送料も高額に。そのため、利用する際はできるだけコンパクトに収まるよう、梱包に工夫をこらしていることでしょう。
『宅配便あるある』なエピソードを描いたのは、元配達員であり漫画家の、ゆきたこーすけさん。
経験上、全国の配達員はこの仕事をすることで、ある種の『鬼』にならざるを得ないといいます。
日々、大量の荷物をさばいている、配達員。多忙な業務の中で、いくら利用客が相手でも心を鬼にして取り組んでいることとは…。
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
仕事をこなす上で、全国の配達員がならざるを得ないもの…それは、荷物のサイズ測定に厳しい『サイズの鬼』!
利用客からすると、人によっては「ほんの少しのサイズオーバーなら、見逃してくれてもいいじゃないか」と思ってしまうかもしれません。
しかし、厚意から特別なサービスを行った結果、今後もしつこく頼まれる可能性が。また、その話が広まってしまい「どうして自分にも同じことをしてくれないんだ!」とクレームが入るケースも少なくありません。
宅配便の配送料も、サービスによってそういったトラブルが起こる可能性があるでしょう。ほかの配達員に迷惑をかけないためにも、判定を甘くするわけにはいかないのです。
配達員側の事情を描いた『あるある』に、両者の視点からさまざまなコメントが寄せられています。
・分かる!どちらの気持ちもよく分かるよ!
・この対応は仕事として正しいよね。全国に『サイズの鬼』が増えてほしい。
・現役の配達員ですが、こういう人はマジでいます!そして、自分もすべて断っています。
ゆきたさんによると、たとえ受け取り時にサイズ判定をわざと甘くしても、後にベルトコンベアに通した際も測定するため、会社側にバレてしまうのだとか。
配達員が『鬼』になるのは、プロ意識の高さゆえ。
『鬼』と聞くと悪役のようなイメージがありますが、全員に平等な対応をとることで、むしろ世に平和をもたらしてくれている…といえますね!
[文・構成/grape編集部]

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