台風がUターンラッシュ直撃…新幹線運休で予定を変更する旅行客も「前倒しで帰る」 新潟県内 台風の進路によっては上・中越で警報級の大雨となる恐れ

関東に接近している台風7号がお盆休みのUターンラッシュを直撃しました。8月16日、上越新幹線が計画運休するなど交通に影響が出たため、お盆休みの日程を変更する人の姿が見られました。
非常に強い台風7号は関東の東を北上する見込みです。新潟県内には暖かく湿った空気が流れ込み、台風の進路などによっては上・中越で警報級の大雨となる恐れがあります。このため新潟地方気象台は、上・中越で17日夕方まで土砂災害や低い土地の浸水・河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。
そして、この台風の影響が直撃したのが、お盆休みのUターンラッシュです。新潟駅にはスーツケースを持った旅行客や帰省客の姿が多く見られましたが…【桶屋美圭アナウンサー】「新潟駅、新幹線改札の前には上越新幹線の一部列車の計画運休を知らせる貼り紙が出ています」台風7号の接近に伴い、上越新幹線は16日、上り4本・下り1本の合わせて5本を計画運休しました。【静岡から訪れた家族】「ずっと佐渡にいた。世界遺産になる前から計画していたが、ちょうどタイミングよく」夏休み期間中、佐渡を満喫したというこちらの家族は…【静岡から訪れた家族】「東海道新幹線が止まったので、すったもんだしながらバスに変更した。とりあえず交通手段は確保したが、それまで大変だった」16日、長岡市の寺泊地区を観光する予定だった家族は、新幹線の時間を4時間ほど早めたと言います。【埼玉から訪れた家族】「前倒しして帰ることになった。子どもたちも、もう少し水族館とか回れたらと思ったが…」一方、これから旅行に行くという家族も。【埼玉に行く家族】「自分たちの乗る1本後が運休だったが、ちょうど大丈夫そうだったので。色々、食べ物も多めに用意して対策している。最悪、停電とかになったら大変なので」JR東日本は、今後の気象状況により、遅れや運休の可能性があるとして、出かける際には最新の運行情報を確認するよう呼びかけています。

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