ブルーオーシャンスターズは8月6日、特殊なキーホルダーをスマホにかざすと、生成AIを活用して制作した再現ドキュメンタリー映像が再生されるサービス「もう一度会いたい(nokosu のこす シリーズ)」の提供を開始した。
家族や大切な人の写真は誰にとってもかけがえのない宝物と言えるが、地震や豪雨といった天災やさまざまな事情により、手元に写真が残されていない人もいる。同サービスはそのように写真が全くなくても、生成AIの技術で家族との思い出のシーンなどをAIナレーションと共に1分30秒の映像で再現するサービス。
アンケートと入念なインタビューを行い、その時の心情や対象人物の特徴、情景などをAIに細かく指示することで、リアリティある映像を作ることができる。当時の自分の感情や大切な人に言ってほしかった言葉を語らせることも可能。本当は一緒にやりたかったことを映像の中で実現させ、新しい思い出を作ることもできる。
映像は、本革製の特殊なキーホルダーをスマホにかざすことで再生される。キーホルダーを用いた理由は、スマホに保存しただけの映像よりも、物としていつも持ち歩く方が大切な人とずっと一緒にいる気持ちになれるからであるという。
同サービスの映像の再生時間は1分30秒~。納品までの期間は、アンケートの回答とインタビュー完了後、約1カ月半。料金は、17万6,000円~。