7歳児、カーテン遊び中に悲劇 母親の注意喚起に「こんなに危険だなんて」

あまりにも怖かったし、もう二度と誰にも起こってほしくないから、情報共有。
2024年8月12日、我が子の身に起きた恐ろしい出来事を振り返るのは、医師であり2児の母の、ランヤ(@ranyaOwO)さん。
7歳の息子が家庭内で、窒息して命を落としかけたことを明かすと、X上でさまざまな声が上がりました。
ランヤさんは、当時の息子さんの状況について、次のようにまとめています。
・フードなしのTシャツを着用。
・居間で1人、レースカーテンに包まり、回転しては戻る遊びをしていた。
・そのうち、カーテンにTシャツの襟元が巻き込まれた。
・次第に巻いたカーテンの影響で上方に首が吊り上げられる形になる。
・足が滑って襟元を吊られたまま宙に浮くも、カーテンがもつれて戻らず、結果的に縊頸(いっけい)状態になる。
幼い頃、学校の教室や自宅などのカーテンに包まり、回転しては戻るといった遊びをしたことがある人はいるでしょう。
ランヤさんの息子さんは、『カーテン遊び』の最中、着用していたTシャツの襟元がカーテンに巻き込まれてしまったといいます。
巻きつけられたカーテンの影響により、次第に下のイラストのように、首が吊られた状態になってしまったそうです。
当時、ランヤさんは息子さんとは別の部屋にいたといいます。「かはっ」という咳き込みが聞こえた直後、異常を察知した猫が部屋に飛んできたことで、我が子の危機に気付けたそうです。
発見後は、すぐに息子さんの衣服を手で裂き、顔面に点状出血、頸部に擦過傷ができるも、幸い麻痺や意識障害はなかったとか。
恐怖心が芽生えたであろう息子さんに対し、ランヤさんは心のケアを行ったといいます。
今回の家庭内事故を受け、ランヤさんは『カーテンで遊ばないように指導すること』『できるだけ異常に気付きやすいところで大人が過ごすこと』を今後の課題として、胸に刻んだようです。
事故から一夜明け、ランヤさんは「昨日から思い返すたびに、なんと怖いことが起こったんだろうと思う」と心境を明かしました。
決して他人事では済まされない事例に、X上ではたくさんの声が上がっています。
・『カーテン遊び』も注意が必要ですね。本当に無事でよかった。
・幼い子供がいるので、我が家でも注意喚起します。
・『異常に気付きやすいところで大人が過ごす』のが、本当に大事なのですね。
・なんでもない遊びが、少しのことで大事故につながる。想像しただけで恐ろしいですね。
・『カーテン遊び』は誰しもが通る遊びだけど、こんなに危険だなんて思わなかった。
一見、子供が安心して過ごせるように思える家庭内には、事故の火種がいくつもあります。
今回の事例でいえばカーテン、すなわち家具が原因で事故が発生しました。
家具に限らず、二階建ての建物であれば、階段は危険なポイントの1つ。足を滑らせれば、転落の恐れがあります。
家庭内事故を防ぐためには、我が子が普段何気なく行っている行動に危険がはらんでいないか、見直してみることも大切でしょう。
[文・構成/grape編集部]

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