ブラッドノック蒸溜所から新銘柄「ブラッドノック 11年」「ブラッドノック サムサラ」

スコットランド最南に位置するローランド地区に現存する最古の蒸溜所「ブラッドノック」から、新しい銘柄のシングルモルトスコッチウイスキー「ブラッドノック 11年」と「ブラッドノック サムサラ」が上陸した。

「ブラッドノック 11年」は、もともとは「ブラッドノック 10年」として販売されていたもの。2019年にマスターディスティラーとして加わったニック・サヴェージ博士がレシピを調整しつつ、熟成期間を1年間延ばして11年としたことによって、よりバランスのよいボトルに仕上がったという。バーボン樽熟成の原酒を100%使用している。アルコール度数は46.7%、ボトル容量は700ml、希望小売価格は14,000円+税、今回の入荷総数は312本。

【テイスティングコメント】
香りはハチミツ、爽やかなシトラスと切りたての青草、繊細でフローラル。味わいはパルマスミレの花のフレーバーがひろがり、新鮮なリンゴとほのかなウッドスパイス。口の中に甘みがゆきわたり、爽やかなフィニッシュへ続きます。

一方の「ブラッドノック サムサラ」は、ブラッドノック蒸溜所が蒸溜設備を入れ替える前の原酒だけで作られたシングルモルトウイスキー。「サムサラ」はサンスクリット語で「新生」の意味を持つ。約8年熟成のバーボン樽原酒と約14年熟成のカリフォルニア赤ワイン原酒をヴァッティングし、芳醇で香り高く仕上げたとしている。アルコール度数は46.7%、ボトル容量は700ml、希望小売価格は15,000円+税、今回の入荷総数は264本。

【テイスティングコメント】
バニラクリーム、みずみずしいリンゴ、そしてフローラルな香り。味わいは濃厚なバニラファッジ、甘みがありフローラルで青草の爽やかさがあります。余韻はリッチで次第にシトラスフレーバーがあらわれます。

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