自らの全身を使って作品やキャラクターを表現するのが、コスプレという文化。
毎年夏と冬、東京都江東区の東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催される同人誌即売会『コミックマーケット(通称:コミケ)』では、多くのコスプレイヤーが集います。
全国のコスプレイヤーが、SNSでコミケの参加を告知する中、ある3人組の戦士に注目が集まりました。
2024年の8月、親しい2人とともに、コミケでコスプレを披露したのは、AKIHITO(@AkihitoAll)さん。
ある人気作品のキャラクターでコスプレする告知を、前日にXで行ったところ、投稿はまたたく間に拡散されました。
投稿に添付されていたのは、会場で公開予定のコスプレ姿。そこには、誰もが「ぜひ、現地で見てみたい」と思わせるような光景が写っていたのです。
AKIHITOさんが投稿した1文とともに、インパクト抜群な実際の写真をご覧ください!
「明日はコミケの平和を守るため、『筋肉セーラー戦士』、集います」
筋肉隆々のAKIHITOさんがテーマに選んだのは、地球を守る『戦士』。…しかし、戦士は戦士でも漫画『美少女戦士セーラームーン』ではありませんか!
実は、AKIHITOさんはパフォーマンス集団『筋肉紳士集団ALLOUT』の1人。今回、同じくマッチョなメンバーとともに、自慢の肉体を生かしたコスプレを披露することにしたのです。
ここに写ったセーラー戦士たちは、『戦士』の肩書きに恥じぬ屈強な身体を持っています。これならば、どんな敵が出てきても月に代わっておしおきができることでしょう。
安心して地球の未来をゆだねることができる『筋肉セーラー戦士』に、ネットからは絶賛の声とツッコミが続出。「もはや銀河最強だろ!」や「もう私の思考回路はショート寸前だよ」といった声が寄せられました。
次元の壁を越え、どんなキャラクターにもなりきることができる…というのが、コスプレの醍醐味。そこには性別や種族の違いも関係ないでしょう。
2024年の夏もコミケが無事に幕を下ろしたのは、陰に『戦士』たちの活躍があったのかもしれません!
[文・構成/grape編集部]