冷蔵庫には「冷ましてから入れて」 パナソニックが注意を呼びかけ

夏は冷蔵庫が大活躍する季節です。買い物から帰ったら、すぐに買ったものを冷蔵庫に保存するでしょう。
保存時に気を付けたいのは、熱いものを冷蔵庫に入れる場合です。
熱いものを冷蔵庫に入れるとどんな影響があるのか、総合家電メーカーであるパナソニック株式会社(以下、パナソニック)に取材しました。
熱いものを保存する場合、パナソニックはこのように注意を呼びかけています。
熱いものをそのまま入れると、庫内温度が上昇し、余分な冷却運転が必要になります。
さらに、ほかの食品にも悪影響を及ぼすため、熱いものは冷ましてから入れてください。
続けて、どのくらいほかの食品に影響があるのか聞いたところ、このような回答がありました。
申し訳ありませんが、熱さの度合い、量、周辺の食品の種類や量、その距離にもよるので、一概には申し上げることはできません。
※写真はイメージ
熱いものを入れることで、さらに気になるのは電気代です。パナソニックによると…。
熱いものを入れることで、庫内温度は上昇します。設定温度を保つために、通常よりも冷却運転時間が長くなるなどにより、消費電力量が増える可能性がございます。
電気代が上がっている昨今、熱いものを入れて消費電力が増加するのは避けたいですね。
冷蔵庫に熱いものを入れる際について、以下のようにアドバイスがありました。
熱いものを冷やす場合は、クーリングアシストの活用をおすすめしています。弊社の製品では『はやうま冷却』『はやうま冷凍』とも呼びます。
クーリングアシストルームでは、大風量のシャワー冷却とアルミプレートで食材をすばやく冷やしたり、凍らせたりできます。
『冷ます』機能は常備菜やお弁当の粗熱取りに、『急冷』機能は漬け込み料理の下ごしらえや手作りデザートの時短に、『急凍』機能はアツアツのごはんや肉などの急速冷凍に役立ちます。
急速冷却後は冷蔵室で、急速冷凍後は冷凍室で保存いただくことをおすすめします。
「自宅の冷蔵庫にはクーリングアシスト機能がない」という人は、熱いもの、温かいものは、とにかく冷ましてから冷蔵庫に入れてください。
冷蔵庫内のほかの食品を悪くしないよう、また余計な電気代をかけないよう、賢く冷蔵庫を使いましょう。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]

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