子供のタンクトップになぜ? 書いた親の想いに「見ただけで泣きそう」

2024年8月8日、宮崎県南部で最大震度6弱の地震が発生。
大規模地震が発生する可能性が、平常時に比べて相対的に高まっていることから、1週間ほど警戒するよう呼びかけられています。
事態を受け、子育て中のnicori(@naninunenicorin)さんは、非常用持ち出し袋に追加したものがあるといいます。
「書きながら泣きそうになった。使うことがありませんように」
そうコメントしながら、1枚の写真をXに投稿したnicoriさん。
非常用持ち出し袋に追加したのは、息子さん用のタンクトップです。
タンクトップには、布専用のペンで、たくさんの大切な情報が書かれていて…。
nicoriさんが書いたのは、息子さんの名前や生年月日、性別、血液型などの個人情報。
両親の名前や住所、電話番号も書いてあるので、有事の際に子供が自らのタンクトップを見て、連絡できるようになっています。
これなら、周囲の人に見せて助けを求めることもできますね。
祖父母の連絡先も記載してあるため、万が一、両親に連絡が付かずとも、誰かしらが助けに向かえることでしょう。
子供が幼いと、連絡先を覚えられないことがありますが、この方法なら安心です。
肌着に直接書く方法が、参考になった親からこのような反応が寄せられました。
・これを見ただけで泣きそう…。
・いいアイディア!アレルギーも書いておいてもよさそうですね。
・災害の備えって、嫌なイメージが膨らんで気が重くなる。書いた勇気に拍手!
・使う機会がないことが一番。ですが、役立ちそうなので用意しておこうかな。
また、「リボンに連絡先を書いて、非常持ち出し袋に結んでいます」という人も。
身に着けられるものなら、肌着以外に書き込んでもよさそうです。
いざという時に、子供が嫌がらずに着けてくれる物にあらかじめ書いておくと、いいかもしれません。
災害は、人間の都合に関係なく襲ってきます。過ぎた準備はないため、入念に持ち物のチェックなどをしておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]

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