波が高く“遊泳注意”の海水浴場で管理員の77歳男性が死亡 波に流されたように見えた70歳男性の救助に向かい…

12日午前、新潟県上越市の海水浴場で、海水浴客の70歳男性の救助に向かった管理員の77歳男性が溺れ、その後死亡が確認されました。

死亡したのは、なおえつ海水浴場の管理員の男性(77)です。

12日午前9時半ごろ、上越市のなおえつ海水浴場で、海に入り、泳いでいた家族4人のうち70歳男性が波に流されているように見えたことから、管理員2人が海に入り、救助に向かいました。

先に泳いでいた家族4人と管理員1人は自力で浜に戻りましたが、管理員1人が溺れたため、先に泳いでいた家族1人が助けに向かい、浜に引き揚げましたが、意識のない状態でした。

男性は、救助要請を受けた消防救急隊により病院に救急搬送されましたが、死亡が確認されました。

上越海上保安署によりますと、12日は台風の影響で、通常より大きい波のうねりなどがあったため「遊泳注意」として、注意を促していたということです。

当時のうねりは約1m~1.5mで、波の高さは約50cmでした。

上越海上保安署は、海水浴場では、突発的に波が高まることがあるため、子どもを連れて遊泳に来ている家族などは、子どもから目を離さないよう改めて注意を呼びかけています。

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