スゴい存在感… 10年前に植えたブーゲンビリア、高さ10メートルまで成長 沖縄・名護市

【名護】名護市屋部区(大浜敏秀区長)で、推定樹齢約200年のフクギに、熱帯花木のブーゲンビリア(オシロイバナ科)が高さ約10メートルまではい上り、存在感を放っている。
同区の比嘉啓さん(69)が、公民館前の拝所囲いのフクギの横に、10年ほど前に植えたという。花のように見えるのは苞(ほう)と呼ばれる葉が変化したもので、白や濃いピンクなどが観察できる。苞の中に直径約5ミリの白い花が咲いている。

比嘉さんは「一つの根から2色のブーゲンビリアが楽しめる」と説明。大浜区長は「昨年は台風で苞も花も散り、つるだけが残った。これほどまで高く上ったのは、初めて」と見上げた。
今の時期は、フクギにもおよそ1センチのクリーム色の花が開花。独特の香りを漂わせている。(玉城学通信員)

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