女性の災害対策に「その手があったか!」 箱買いした食品を?

島国であることに加え、4つのプレートがひしめき合う位置にあることから、『災害大国』と呼ばれる日本。
駿河湾から日向灘沖にかけてのプレートが接する、海底に溝状の地形がある区域は南海トラフと呼ばれており、100~150年間隔で南海トラフ地震が観測されています。
2024年8月8日、宮崎県南部で最大震度6弱を観測する地震が発生し、気象庁は南海トラフの臨時情報として『巨大地震注意』を発表しました。
『巨大地震注意』が発表されるのは、確実ではないものの、地震の発生する確率が相対的に高まっている時。
そのため、ネット上では防災に関する情報が拡散され、多くの人が改めて自宅の災害対策について再確認しているようです。
静岡県在住のyu(@yuni2141)さんも、今回の件を受け、Xで災害対策にまつわる情報を発信した1人。
日頃から心がけている工夫について投稿したところ、多くの人から「その手があったか!」という声が相次ぎました。
非常時に備えて、自宅に水やインスタント食品をストックしているという、投稿者さん。視覚的に分かりやすい方法で、管理しているといいます。
投稿者さんは普段から水やインスタント食品をいわゆる『箱買い』でまとめて購入し、備蓄しています。
他者からのアドバイスをきっかけに、投稿者さんが意識しているのが『備蓄はしまっておくのではなく、日常使いをして回転させていく』ということ。
どんなに持ちのいい飲食物でも、消費期限は守らなくてはなりません。そのため、せっかく備蓄をしていたのに、いざという時に消費期限が切れていた…というケースも少なくないといいます。
そんな事態を防ぐのが、使ったぶんだけ買い足していく『ローリングストック』という方法。投稿者さんは、その方法を用いた上で、残数が分かりやすいようダンボールを切り抜いているのです。
残数を可視化しないと、うっかり追加で買い足しすぎてしまうことから、この方法をとることにしたという投稿者さん。
これならば、備蓄を切らしてしまうことはないでしょう。投稿者さんの工夫は拡散され、多くの人から反響が上がっています。
・その手があったか!残数の管理が楽そうで、日常使いにもいいな。
・マジで大事。自分はローリングストックを心がけた結果、東日本大震災の時に助かりました。
・段ボールは定期的に交換する必要があるけれど、確かに分かりやすい!
災害などの非常事態はいつ起こるかが分かりません。だからこそ、日頃からしっかりと備蓄を意識し、対策をする必要があります。
いざという時のために、いろんな人の工夫を参考にしてみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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