電気ポットはここに置かないで! 企業の解説に「もうやりません」

お茶やコーヒー、カップラーメンなどにすぐお湯を入れられるよう、電気ポットは『使いやすい場所』に置きたいものです。
しかし、利便性ばかりを追求すると思わぬデメリットに直面するかもしれません。
『優湯生』などの電気ポットを製造する『象印マホービン』では、電気ポットを置くのに不向きな場所を5つ紹介しています。
電気ポットを安全に使えるよう、正しい設置場所を把握しておきましょう。
一般的に、電気ポットをキッチンの作業台やテーブルの上に置いている人が多いでしょう。
コンセントを使うため多くの人が『使いやすさ』と『コンセントの位置』を基準に置き場所を考えるのではないでしょうか。
電気ポットを置く時は、どこに置くかに加え『その周辺がどうなっているか』も大切です。
『象印』では、次のような場所は設置に好ましくないと紹介しています。
流し台など水にぬれやすい場所、ぬれている場所には置かないでください。
象印マホービン ーより引用
最も置きやすそうなキッチンの作業台周辺では、水にぬれやすいかどうかが重要なポイントです。
流し台の近くに置いておくと茶葉などを捨てたり、湯切りをしたりしやすいですが、万が一電気ポットに水がかかるとショートや感電につながります。
壁や家具の近くでは使わないでください。
象印マホービン ーより引用
テーブルやワゴンの上に置く時は、壁や家具までの距離に注意しましょう。
電気ポットと壁や家具までの距離が近すぎると、電気ポットの蒸気や熱により変色、変形を引き起こします。
傷み具合によっては修繕が難しくなる場合もあるので、壁や家具から離れた場所に置くようにしましょう。
不安定な場所や熱に弱い敷物の上では使わないでください。
象印マホービン ーより引用
電気ポットがぐらぐらするような場所や敷物の上に置くと、ふとした瞬間に電気ポットが倒れてしまいます。
倒れた拍子に電気ポットのふたが開いてしまった場合、やけどの危険があります。また、電気コードに水がかかると、故障や火災につながる恐れもあります。
熱に弱い敷物の上に電気ポットを乗せると、敷物の変色や火災につながる可能性があります。
電気ポットの下に何か敷きたい場合は、耐熱性のある敷物を使用しましょう。
熱源のそばやIH調理器の上では使わないでください。
象印マホービン ーより引用
状況によっては使いやすさを感じられますが、火災や故障の原因となってしまいます。
また、IH調理器での使用はできませんので、誤った操作を招かないためにもIH調理器の上には置かないようにしましょう。
他の電気機器に蒸気が当たる場所では使わないでください。
象印マホービン ーより引用
キッチン周辺にはさまざまな電気機器が置かれています。それらに電気ポットの蒸気が当たると、電気機器の故障を招きかねません。
レシピを見るためにスマートフォンやタブレットをキッチンに置く場合も、電気ポットの上には置かないようにしましょう。
コンロを使わずお湯を沸かせる便利な電気ポットですが、置く場所を誤るととんでもない事態になることもあります。
電気ポットだけでなく、周辺にある物を守れるよう、『象印』が紹介する5つの場所を避けて設置するようにしましょう。
また、小さな子供がいるご家庭では子供の手が届かない場所に置くことも大切です。
チャイルドロックが付いていても、湯沸かし中の蒸気に手や顔が触れるとやけどをする恐れがあります。
電気ポットを毎日使っているという人は、自宅の設置環境を見直してみましょう。
[文・構成/grape編集部]

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