燃料が漏れてガス欠…航行不能になった遊漁船を約10時間後に救助 乗船していた4人にケガなし

8月5日、新潟県柏崎市沖の海上で、釣り客を乗せた遊漁船が燃料の欠乏により動けなくなりました。上越海上保安署が救助し、船長と釣り客3人にけがなどはありませんでした。

8月5日の午前11時半ごろ、柏崎市沖の海上で「燃料が無くなり、航行できなくなったので救助してほしい」と遊漁船の船長から第九管区海上保安本部に通報がありました。

遊漁船は5日早朝に新潟市西蒲区の間瀬港を出港し、新潟市に住む船長の40代男性のほか、釣り客としていずれも新潟市に住む40代男性2人と50代男性1人が乗っていて、通報を受け上越海上保安署の巡視艇「たつぎり」が出動。

事故のあった場所は柏崎市から約13メートル沖の海上で、「たつぎり」が曳航して午後10時前に上越市の直江津港へ入港し、遊漁船の救助が完了しました。

船長と釣り客にけがはなく、体調不良者もいませんでした。

上越海上保安署によりますと、遊漁船の燃料を供給するポンプで燃料漏れが起き、燃料が足りなくなったとみられるということです。

上越海上保安署は出航前に船の整備作業をしっかり行うほか、異変を感じたらすぐに港へ引き返すなどし、安全な運航を心がけるよう呼びかけています。

画像は上越海上保安署提供

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