今日も午後はゲリラ雷雨に注意 局地的に滝のような雨 一気に道路冠水の恐れ

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今日5日(月)も西日本・東日本は晴れて、猛暑日続出。午後は気温上昇や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定。晴れている所も、天気の急変のおそれ。山沿いだけでなく、市街地でも局地的に滝のような非常に激しい雨が降り、道路が一気に冠水する恐れも。落雷や突風に注意が必要です。
昨日4日(日) 関東以西で滝のような雨

昨日4日は、広い範囲で晴れて、最高気温35℃以上の猛暑日地点は301地点と過去最多となりました(気象庁が現在の方法で統計をとり始めた2010年以降)。気温が上がった午後は大気の状態が非常に不安定。あちらこちらで雨雲や雷雲が湧き、関東以西では局地的に1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降りました。京都市では、ゲリラ雷雨の後は気温が急降下。午後4時の気温34.7℃ → 午後4時20分の気温26.7℃と、たった20分で8.0℃低くなりました。
今日5日(月)午前から局地的に雨雲が発達 午後は広範囲でゲリラ雷雨に注意

今日5日は、午前から東北南部や北陸周辺で局地的に雨雲が湧いています。今日も午後は、気温上昇や湿った空気の影響で大気の状態が非常に不安定になるでしょう。発雷確率(雷が発生する確率)は、東北南部~九州の内陸を中心に高くなっています。5日午前11時現在、沖縄や九州~東北にかけて、広い範囲に「雷注意報」が発表されています。午後は晴れていても、急な激しい雨や落雷、突風に注意が必要です。ゲリラ的な降り方となるため、自分が住んでいる所は晴れていても、隣町では滝のような雨という降り方となりそうです。市街地でも、局地的に道路が一気に冠水し、交通機関に影響がでる恐れがあるため注意が必要です。【天気急変のサイン】・急にモクモクと黒い雲が見える・ゴロゴロと雷鳴が聞こえる・急に冷たい風が吹くこのような前兆を感じたら、すぐに頑丈な建物など安全な所へ避難してください。
ゲリラ雷雨 街中の危険箇所

ゲリラ豪雨(局地的な大雨)が街中で発生すると、アスファルトなどによって水はけが悪いために、思わぬ所に水が溜まる恐れがあります。そこで、避難の際は、次の3つのことに注意が必要です。①雨宿りをする際は、建物の地下室や、地下街などではなく、建物の1階以上の場所を選びましょう。橋の下も、川が増水する恐れがありますので、絶対に避けて下さい。②浸水した道路を歩く時は、とても危険です。水の流れに足をとられてしまう恐れがあるだけでなく、足元が見えないので、側溝やマンホールに落ちてしまう可能性もあります。やむを得ず、水の中を歩く場合は、棒などで足元を確認しながら進みましょう。③アンダーパスなど低い所を通る道路では、車が水につかると、水圧によって、ドアが開かなくなることもあります。運転の際は、なるべく低い所を通る道路を避けるよう、心がけてください。
山・海・川 天気急変に注意

暑いと水辺が恋しくなりますが、水の事故が増えています。「山の雷、川の増水」といわれるように、山で雷雨があると、下流の川は晴れていても急に増水することがあるため注意が必要です。山では雷雨の危険があるため、事前に気象情報を確認のうえ、山に入るか慎重に判断をして下さい。万が一に備えて、避難できる山小屋の位置なども事前に把握しておきましょう。海でも落雷は感電の恐れが高く、非常に危険です。少しでも雷の音がしたら、すぐに海から上がって車や頑丈な建物に避難しましょう。川では、晴れていても上流部の大雨で水位が急に高くなることがあります。中州には入らず、テントを張る際は川から十分に距離をとりましょう。最新の雨雲レーダーを確認して、上流部も含めた実況や今後の予想を確認しましょう。

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