スシロー、皿の上で致命的ミスが発見されるも… 「これは仕方ない」と擁護の声続出

7月24日より、対戦格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズとのコラボを、全国の店舗にて展開したスシロー。
連日多数の格ゲーマーがスシローに押し寄せる中、X上では「皿の上の光景」に多数のツッコミが寄せられているのをご存知だろうか。
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注目を集めているのは、Perfomer/DJとして活動するJesterさんが投稿したポスト。
「スシローに行きました、コレはおそらくストリートファイターを知らない人が配置した春麗」と意味深な1文の綴られたポストには、スシロー店舗にて撮影された「サーモンアボカド レッドスパイス」の写真が確認できる。
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皿の上にはコラボ限定アイテムとして、『ストリートファイター』を代表する人気キャラクター・春麗のピックが添えられていたのだが…。じつは多くのユーザーが、この光景に違和感を覚えたのだ。

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中国拳法(カンフー)が戦闘スタイルの春麗は、初登場作品『ストリートファイターII』の時代より、脚技を得意とするキャラ。最新ナンバリング作『ストリートファイター6』でも「百裂脚」「覇山蹴」「天昇脚」といった数々の脚技は健在である。
格ゲーの必殺技の中には時折り「明らかに物理法則を無視した動き」が見られるが、春麗の「スピニングバードキック」もその筆頭。技を繰り出す際は逆さになり、両足を180度に広げてヘリコプターのプロペラのように回転させ、相手に蹴りをお見舞いするというもので、改めて書き起こした記者も思わず混乱してしまった。

ここで、件のスシローの写真を見てもらおう…。そう、こちらの春麗ピックはスピニングバードキックのモーションをとっているが、上下が逆さになっていないのだ。しかし、元々のモーションが現実離れしすぎているためこちらの方が安定感があり、「本来の姿」に見えた人も少なくないだろう。
ツッコミどころ満載な光景は瞬く間に話題となり、前出のポストは投稿から数日足らずで1.5万件以上ものリポストを記録するほど大きな話題に。
そこで今回は、話題のピック騒動をめぐり、スシローを展開する「株式会社FOOD & LIFE COMPANIES」に、詳しい話を聞いてみることに…。
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スシローに行きました、コレはおそらくストリートファイターを知らない人が配置した春麗 pic.twitter.com/0en6K7gikE
Jester (@W_jester) July 25, 2024
ポスト投稿の経緯について、投稿主・Jesterさんは「『スピニングバードキックは頭が下!』と思いつつ、『そりゃ知らない人からしたら人間の頭は上にあるのが当たり前だし、忙しかったら気にしてもいられないだろうなぁ…』と味わい深く感じて、写真を撮りました」と振り返る。
件のポストには「コラボしてるなら正しい向きくらい周知するべき」といった手厳しい声も見られたが、多くのXユーザーからは「竜巻旋風脚になってて笑った」「これは仕方ない」など、好意的なツッコミが寄せられている。
Jesterさんも同様に「表面の描画は懐かしさを思わせつつも精彩が高く、他のピックと同様にとても良くできていると感じました」「みんなも楽しもうね! カプコンさん、スシローの皆さん、ありがとう!」と、笑顔のコメントを発していたのだ。
なお、JesterさんはDrum&Bass/JungleというジャンルのDJとして活動中。
自身がDrum&Bassを好んで聞くきっかけになった「ゲーム音楽のDrum&Bass楽曲」や「ゲームのサウンドから影響を受けたと思われるJungle」にフォーカスしたイベントを開催したり、ゲーム『サルゲッチュ』作曲家・寺田創一氏との対談を行ったりと、音楽とゲームをクロスオーバーさせた精力的な活動でも注目を集めている。
ちなみに『スト6』ではジェイミーを使用しているそうだ。

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件のポストが大いに話題となっている件を、スシロー側も好意的に受け取っている模様。
担当者は「スシローのキャンペーンでお客さまに楽しんで頂き、大変う嬉しく思います」と笑顔を見せつつ、「コラボピックは全34種類あり、ランダムでご提供しています。夏にオススメなホットでスパイシーな創作すしと一緒に、『ストリートファイター』とのコラボをお楽しみ頂ければ幸いです」とのコメントを寄せてくれた。

今回の春麗だけでなく、X上では他にも「配置が逆さ」になったピックの事例がいくつか確認されている。中には「こっちの技の方がダメージ高いのでは?」というモーションもあるため、ぜひ新たな発見を楽しんでほしい。
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秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
バルログの『スト6』参戦を心から願っている。

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