最高気温40℃近く「体温超え」が続出 夜も気温が下がらず 出来る限り熱中症対策を

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1日木曜の最高気温は、西日本を中心に体温超えが続出し、広島県安芸太田町(加計)で39.1℃など観測史上1位の所も。予想最高気温は東京では3日土曜まで35℃、東海から西では来週も「危険な暑さ」が続くでしょう。北陸・東北南部でも、梅雨明けしたとたん「寝苦しい夜」が続きますので、できる限りの熱中症対策を心がけて下さい。
1日木曜 最高気温 40℃近い所も

8月のスタートは、東海から西を中心に、たっぷりの日差しが気温をグングン押しあげました。15時までの最高気温を見ますと、全国で最も暑かったのは、広島県安芸太田町(加計)で39.1℃と、観測史上1位。全国2位は大分県豊後大野市(犬飼)で38.8℃、3位は大阪府豊中市と高知県四万十市(中村)で38.7℃と、全国の上位を西日本の地点が占めました。また大阪市では37.0℃、姫路市では35.8℃、岡山市では37.6℃と、山口市は38.4℃と、いずれも今年1番の暑さとなりました。最高気温35℃以上の「猛暑日」は、200地点を超えました。一方、東京都心では33.5℃と、1週間ぶりに「猛暑日」になりませんでした。
この先1週間 暑さは?

この先1週間の「予想最高気温」を見ますと、全国的に暑さのトンネルは出口が見えません。札幌は、30℃前後まで上がる日が多くなりそうです。梅雨明けしたばかりの仙台や新潟は連日、30℃以上の「真夏日」になるでしょう。東京では、3日土曜まで35℃と「猛暑日」の予想です。来週は、気温は35℃まで上がらなくても、湿度が高くなるので、不快な蒸し暑さとなりそうです。一方、東海から西では、来週もまだまだ猛暑が続く予想です。名古屋は2日金曜~3日土曜は、連日39℃まで上がるでしょう。大阪や福岡では36℃~37℃の日が多い見込みです。気象庁では、1日木曜15時に「高温に関する東海地方気象情報」と「高温に関する近畿地方気象情報」を発表しました。東海や近畿では、8日木曜頃にかけて、最高気温が35℃以上の猛暑日となる所があるでしょう。「危険な暑さ」が「長く続く」ことで、体に疲れがたまりそうです。無理をしないで、できる限り涼しくしてお過ごしください。
夜~朝も気温があまり下がらず 大阪は予想最低気温が30℃

そして、気温が高いのは、昼間だけではありません。この先1週間の「予想最低気温」を見てみます。福岡・大阪・名古屋は28℃前後で、4日日曜の大阪は30℃の予想です。東京は26℃~27℃で、こちらも気温がなかなか下がりません。また、新潟や仙台でも25℃以上の日があり、梅雨明けしたとたん「寝苦しい夜」が増えそうです。お休み前にはコップ1杯程度の水分をとる、エアコンを上手に使うなど、夜間の熱中症にも十分お気をつけください。
熱中症の症状とは?

熱中症には、様々な症状があります。はじめは「手足がつる」「立ちくらみ」「めまい」「生あくび」「筋肉痛」「筋肉のこむら返り」などです。また、汗が止まらない、あるいは、汗が出ないなど「汗のかき方がおかしい」というものもあります。他にも「なんとなく体調が悪い」「すぐに疲れる」というのも初期症状です。また、周囲の方から見て「イライラしている」「フラフラしている」「呼びかけに反応しない」「ぼーっとしている」といった、いつもと違う症状も、熱中症を疑うポイントです。症状が進むと、「頭痛」「嘔吐」「虚脱感」「倦怠感」「集中力低下」「判断力低下」などが起こります。応急処置をしても症状が改善されない場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。自力で水が飲めない、応答がおかしい時は、ためらわずに救急車を呼んでください。

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