【リニア】岸田総理が“三重県駅”の建設予定地を視察 品川~大阪間の2037年開業へ“支援”表明 JR東海「全線開業の時期を申し上げられる段階ではない」

リニア中央新幹線は、品川~大阪間の約400キロを走る計画です。名古屋と品川の間では工事が始まっていますが、唯一進んでいないのが静岡県内の9キロです。
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そして、岸田総理が視察したのが三重県亀山市。リニアの駅の候補地になっていますが、名古屋より西はまだ調査の段階で工事は始まっていません。2037年の全線開業に間に合うのでしょうか。
31日午前11時過ぎの三重県亀山市。厳重な警備態勢の中、車から降りてきたのは岸田総理です。
CBC
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(三重県 一見勝之知事)「きょうは名古屋以西の三重県のリニア工事の進捗状況をご覧になっていただきたいと思います」
岸田総理が訪れた亀山市は、リニア中央新幹線の「三重県駅」が建設される予定で、31日は駅の候補地で進むボーリング調査の状況などを視察しました。
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当初2027年の開業を目指していたリニア中央新幹線。南アルプストンネルの静岡工区でいまだ工事が着工できておらず、JR東海はことし3月に品川~名古屋間の2027年の開業を断念しました。
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現時点で、JR東海は「開業時期は見通せない」とコメントしています。静岡工区はトンネル工事の中でも極めて難易度が高く、工事着工から開業までは約10年かかる計画です。契約からすでに6年9か月が経過。今すぐ着工したとしても開業は2034年になる計算です。
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静岡県知事が交代し前進ムードですが、品川~名古屋間の開業は早くても2034年以降になる見込みです。そして、岸田総理は…(岸田文雄総理)「最速2037年の全線開業という想定時期のもと、駅周辺を含めた町づくりについても国として沿線自治体と連携して支援をしていきたい」
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品川~大阪間の2037年全線開業に向けて支援していく方針を示す岸田総理。JR東海は「全線開業の時期を申し上げられる段階ではない」としていますが、早期開業は実現するのでしょうか。

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