一度温めたレトルト食品、再加熱しても大丈夫? 企業の説明に「覚えておきます」

レトルト食品は食べたい時にすぐに食べられて便利ですが、一度温めたものを、再度温め直してもいいのでしょうか。
冷めてしまった時や、食べようと思ったけれどやはり後日にとなった時なども安心して食べられるのか、疑問を解消しておきましょう。
レトルト食品はおいしい食事をすぐに用意できるので、忙しい時の強い味方です。
温めたもののすぐに食べられなかった場合についての対応方法を、レトルト食品を製造販売している食品メーカーの『大塚食品』が公式サイトで以下のように解説してくれています。
湯せん用のアルミパウチの場合、お召しあがりいただけますが、温め直しが繰り返されますとおいしさが失われますのでおすすめできません。また、一度開封したものは速やかにお召しあがりください。
電子レンジ対応パウチの場合は、蒸気口が開き密封性がなくなるため、一度温めたものは速やかにお召しあがりください。
大塚食品 ーより引用
温め直しができるかどうかは、レトルト食品のタイプによって違うようです。
アルミパウチはお湯で温めるタイプで、このタイプの製品であれば、未開封の場合は温めた後も保存ができ、温め直しも可能です。
ただし温め直しができるタイプも、何度も温め直すと風味が悪くなってしまいます。また、一度開封したものや加熱中にパウチが傷付いた場合は、空気が入り込んで品質が落ち劣化を早めてしまうため、速やかに食べ切るようにしましょう。
一方、電子レンジでそのまま加熱できるパウチ製品は、加熱する際に蒸気口が自動的に開き蒸気を逃がして調理します。この仕組みにより、一度温めたものは密封性がなくなり保存できないため、温めたらすぐに食べるようにしてください。
レトルト食品を再度温められるかについて、パウチのタイプによってできる場合とできない場合があることが分かりました。
大塚食品の公式サイトでは、そのほかにもレトルト食品に関する『よくある質問』を掲載しているため、いつもおいしく安全に食べるために確認してみてください。
[文・構成/grape編集部]

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