スキマバイト求職者の半数が「会社員」と判明 – なぜ?【1000人調査】

ロイヤリティ マーケティングは7月29日、「スキマバイトに関する調査」の結果を発表した。調査は7月1日~4日、1都3県在住のスキマバイトに興味があると回答した20~60代1,028名を対象にインターネットで行われた。
○20代の4割がスキマバイトの登録歴あり

スキマバイトに興味があると答えた人に、スキマバイト経験を聴取したところ、経験者は全体の12.1%だった。また「登録のみ」が11.7%、「興味はあるが未登録」が73.2%を占めた。年代別で見ると、20代が経験者と登録者の割合が最も高く、合わせると約4割だった。経験者や登録者、興味はあるが未登録の人を、スキマバイトで働きたい人とし、スキマバイトを選ぶ理由を聴取したところ、自分の都合に合わせて働ける「柔軟性」が約7割で最多だった。次いで「自由に仕事が選べる」が51.3%、日払いや週払いが可能な「即金性」が47.4%で続いた。また、スキマバイトへの興味の対象について、およそ8割がスキマバイトで働く「求職」に興味があると回答した。経営側として「求人」に興味があるのは4.8%、「両方興味あり」が16.2%だった。

○スキマバイトで働きたい人の現在の職業は、およそ半数が「会社員」

スキマバイトで働きたい人の現在の職業は「会社員」がおよそ半数を占めた。次いで「パート・アルバイト」が約2割だった。

働きたい仕事は「オフィスワーク」が人気
スキマバイトの「求職」に興味がある人に、スキマバイトで働きたい仕事を聴取したところ、「オフィスワーク」が42.7%、「倉庫作業」が38.1%、「スーパー・コンビニ」が29.3%だった。

○求人側の目的は「急な人手不足の解消」が4割

スキマバイトの「求人」に興味がある人に求人のためスキマバイトのマッチングサイトやアプリを導入したことがあるかを尋ねたところ、導入したことが「ある」が15.7%、「検討中」が37.0%となった。次にその方々を対象に、導入または検討の理由を聴取した。「急な人手不足の解消のため」が43.9%でトップ、次いで「慢性的な人手不足の解消のため」が28.9%、「応募者対応の必要がないため」が28.1%だった。

○スポットワーカーを採用してよかったことは?

求人のためスキマバイトのマッチングサイトやアプリを導入したことがある、または検討している人を対象に、スキマ時間で働くスポットワーカーの採用で課題に感じることを聴取した。「ドタキャン(直前キャンセル)」「適切な人材の確保」「労働法規の遵守」が上位だった。実際に導入したことがある方を対象に、スポットワーカーを採用してよかったことを尋ねたところ、「即戦力がすぐ見つかる」(35.3%)、「ドタキャンはほぼ起こらない」(35.3%)が同率でトップだった。

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