各地で体温を超えるような危険な暑さが続いています。こんな日には冷たいものが食べたくなりますが…夏にぴったりの“冷凍スイーツ”が今人気を広げています。（畑中大樹記者）「冷凍チーズケーキのポップアップショップには、途切れることなく列ができています」
夏にぴったり「冷凍スイーツ」が大人気 凍ったままでも半解凍で…の画像はこちら >>
ジェイアール名古屋タカシマヤに、30日まで期間限定で出店している「チーズワンダー」。北海道産の牛乳を使った「冷凍チーズケーキ」です。普段は週に2回のオンライン限定販売で、レモンを使った夏限定の商品はわずか数分で売り切れることも。
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今回は店頭で手に入るチャンスとあって連日、夕方には当日分が完売するほどの人気です。
（20代）「ネットで（商品を）見て気になっていて、きょう（名古屋に店が）あると知って絶対来ようと思った」（50代）「夏限定でレモンの味と見たので、ぜひ食べてみたいと思った」
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このチーズケーキ、暑い夏にぴったりの“冷凍ならでは”の楽しみ方があるんです。
(ユートピアアグリカルチャー 佐々木さゆりさん)「解凍時間によって食感がさまざま。今の時季だと冷凍状態でアイスのようにシャリッと楽しめる」完全に解凍すればふわふわのクリーム感、解凍してすぐならアイスのようにと…解凍時間によって食感の変化を楽しめるのも、冷凍ならではだと言います。夏限定のレモンのチーズケーキを冷凍庫から出してからすぐに食べてみると…
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（柳沢彩美アナウンサー）「アイスクリームみたいです。うん、シャリシャリしていておいしい！でも、もともとのチーズムースとスフレの濃い感じが出ている」その後、30分解凍してみると…「外側はクリームっぽいところがあります。半解凍！おいしい！クリーム状になっているところはなめらかで濃厚です。でもその後にシャリっとした部分があるので、少し重くなりがちなチーズケーキも最後までシャリシャリとした爽快感と一緒に食べられる」
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いまや「定番」に留まらず楽しみ方がどんどん広がる冷凍スイーツ。変化は店のスタイルにも…
「24スイーツショップ」は、いま急成長を遂げる専門店です。24時間、無人営業の店でなんと、去年から東海3県の14店舗を含め全国100店以上に出店しました。
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（24スイーツショップ名古屋緑店 小林道弘さん）「約9割が女性客で夜8時以降が売り上げの50%。他の店が閉まったあとに来てくれている」
店頭に並ぶのはイチゴやオレンジの断面が見える“ケーキ缶“やカラフルなフルーツあめなど見た目も華やかな商品ばかり。
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約700種類のラインナップから季節や需要の変化に応じて商品を入れ替えています。（30代）「（店が）できてから結構来ている。珍しいアイスとかフルーツのスイーツとかいろいろ種類があるので」
大きな特徴は「都市部ではなく、郊外や地方」に出店する戦略です。
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（トゥエンティフォー（広島市）久保田翔也社長）「郊外に行けば行くほどお客さんの反応、需要の高さが伺える。スイーツ店もなかなかない、そういう人たちだからこそ都市や全国で流行っている商品に対して需要がある」
厳しい暑さの日には食べたくなる冷凍スイーツ。楽しみ方は今後も広がっていきそうです。