かつて、北海道の帯広駅から十勝三股駅までを結んでいた、士幌線(しほろせん)。
1987年に全線が廃止されましたが、駅や線路など、いくつかの施設は保護団体により、守られています。
R.Mnchener(@pax_miyaponica)さんは、北海道を旅行中、旧士幌線の駅の1つ、幌加(ほろか)駅の跡地を訪れました。
駅舎はすでに取り壊されていていますが、ホームと線路の一部は現存しています。
幌加駅は、1978年には事実上の廃駅となっており、2024年現在、40年以上も列車は発着していません。
現在の姿がどうなっているかというと…。
線路やその周辺にはきれいな緑が広がり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
線路にたまった水に空や草木が反射することで、よりいっそう魅力的に見えますね。
また、R.Mnchenerさんは、同駅で撮影した動画も公開。
草木が生い茂った廃駅の『音』もお楽しみください!
涼しげなせせらぎの音が響く幌加駅構内。大雪山系の雪溶け水だろうか。森の奥から流れ出た冷たく透き通った水が、40年以上も前から列車が来なくなったレールの間を流れていった。 pic.twitter.com/ISr9woHaFA
大雪山系からの雪解け水と思われる透き通った水が、ゆるやかに流れていく様子は、見ているだけで、涼しい気持ちにさせてくれます。
今もなお美しい幌加駅の姿には、多くの『いいね』とコメントが寄せられていました。
・失われた文明感がすごい。スタジオジブリの作品に登場しそうだ!
・幻想的で美しくて、そしてなぜか懐かしさを感じる風景ですね。
・人類が滅亡した後の世界みたい。こういうの最高に好き。
雄大な自然の中にポツンとたたずむ幌加駅跡。
駅としての役目は終えていても、多くの人が訪れてしまう魅力がありました。
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[文・構成/grape編集部]