食品に付けた保冷剤、飛行機に持ち込める? ANAの回答に「そうだったのか」

本格的な夏を迎えた、2024年7月下旬。
夏休みやお盆休みを使って、帰省や旅行をしようと、計画している人も多いのではないでしょうか。
中には、飛行機を利用して出かける人もいるはず。
飛行機に乗る時には、機内に持ち込むことができないものもあるので、旅行前にしっかりと確認しておきたいですね。
夏は、食品が傷まないように、お土産品にドライアイスや保冷剤を入れることがよくあります。
また、アイスリングやクールリング、ネックリングなどと呼ばれる、首元を冷やす保冷剤を熱中症予防のために、持って行きたい人もいるでしょう。
※写真はイメージ
全日本空輸株式会社(以下、ANA)には「ドライアイスや保冷剤は、預入または機内持ち込みできますか」という質問がよく寄せられる模様。
ウェブサイト上で、以下のように回答していました。
■ドライアイス<国内線><国際線>生鮮食料品等を冷却するために使用するものは1人あたり2.5kgまで機内持ち込み・お預けともに可能です。※生鮮食料品等を冷却する目的以外のドライアイスは機内持ち込み・お預けともにできません。
■保冷剤*1(凍っている状態、ゼリー状どちらも)<国内線>預入・機内持ち込み:一般的に市販されている保冷剤(アイスパックやクールリングなど)については特に制限はありません。<国際線>預入:一般的に市販されている保冷剤(アイスパックやクールリングなど)については特に制限はありません。機内持ち込み:液体物の制限対象となっているため、100ml(g)を超える場合は持ち込みできません。
*1 瞬間冷却剤(ヒヤロン、パンチクール、ひえっぺなど)は、冷却状態にあるもの、未使用かを問わず機内持ち込み・預入ともにできません。
ANA ーより引用
ドライアイスについては、国内線と国際線ともに、生鮮食料品などを冷却する用途であれば、2.5kgまでなら機内持ち込み、預入が可能なのだとか。
保冷剤は、国内線であれば機内持ち込み、預入ともに、特に制限はないそうです。
ただし、国際線については液体物の制限対象となっているため、100を超える場合、機内持ち込みはできません。
預入については、特に制限はないので、もし国際線を利用する場合は空港で預けるのがいいかもしれません。
また、叩くことで内容物が冷える瞬間冷却剤については、機内持ち込み、預入ともにできないため、持って行かないよう注意しましょう。
※写真はイメージ
ネット上では、特にクールリングや瞬間冷却剤の持ち込みについて「できない場合があるからよく確認して」という注意喚起が広まっています。
夏のおでかけに向けて、気になっている人は多いようで「知らなかった」「盲点だった」という声も上がっていました。
航空会社によっても、手荷物の基準が異なることがあるようなので、夏のおでかけ前に、今一度確認しておきましょう!
[文・構成/grape編集部]

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