配達員に疑われた女性 荷物を受け取ろうとしたら?「なるほど」「素晴らしい!」

配達員の仕事は、荷物を迅速かつ正確に届けること。
そう聞くとシンプルに感じるかもしれませんが、大量の荷物を指定された日時に、決まった場所へと運ぶことは、容易ではありません。
実は、私たちが受け取っている宅配便も、配達員のさまざまな努力によって手元に届いているのです…。
元配達員の、ゆきたこーすけさんが描いたのは、ある宅配便利用者の体験談でした。
エピソードを寄せたのは、宅配便利用者の女性。
ある日、帰宅したところ、玄関前で配達員の姿を見かけました。どうやら、ちょうど自分宛ての宅配便が届くところだったようです。
少し遅かったら、再配達の手続きが必要だったかもしれません。女性は「タイミングが合ってよかった!」と思い、配達員に声をかけたのですが…。
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
出典:運び屋ゆきたの漫画な日常
利用者側からすると、「すぐに渡してくれたらいいのに」と思ってしまうかもしれません。しかし、こういった手間をかけるのは、確実に届け先へ荷物を渡すためです。
悲しいことに世の中には、他人宛ての宅配便を盗む人も存在します。「それは自分宛てのものだ」というウソを信じて、配達員が荷物を渡してしまっては大きなトラブルに発展するでしょう。
ゆきたさんによると、例えば近所の路上で配達員に遭遇し、その場で荷物の受け渡しを希望した場合は、身分証明書などの本人確認が必要になるそうです。
これも、大切な荷物を確実に利用者の元へと届けるため。ちょっぴり手間はかかってしまうものの、安全上必要な行動といえます。
あまり知られていない配達員の配慮に、漫画を読んだ人たちからさまざまな声が上がりました。
・素晴らしい!なりすまし事例がある以上、こういった対応は当然だよね。
・自分も「家に入るまで渡せません」といわれたことがある。こういう事情だったのか。
・なるほど!荷物が違う人に渡ってしまったら大変だもんね。
寄せられたコメントの中には、「似たような経験をした」という利用者の声も多数ありました。
私たちの荷物が無事に届くのは、決して当たり前ではなく、プロ意識の高い配達員たちのおかげなのですね。
[文・構成/grape編集部]

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