【速報】千葉県内、猛烈な暑さ 市原牛久38・8度、今年の最高気温更新 熱中症か55人搬送 君津は観測史上最も暑く

千葉県内は22日、猛烈な暑さとなり、市原市牛久で気温38・8度を観測し、今年の県内での最高気温を更新した。君津市坂畑でも37・4度に達し、この地点としては観測史上最高の気温。県内15カ所の観測地点のうち、11カ所で気温35度以上の猛暑日になった。鴨川市の36・5度は7月としては同市最高気温。
県の午後4時までの集計によると、県内では55人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。重症者はいないが、3週間未満の入院が必要な中等症が14人。
県内での熱中症疑いの搬送者は、20日が24時間集計で156人(うち重症1人)、21日は同64人(うち重症1人)。
気象庁と環境省は23日についても、千葉県を対象に「熱中症警戒アラート」を出した。千葉にはこれで5日連続の同アラート。各自治体は、外出をなるべく避けることを含めた対策の徹底を呼びかけている。
銚子地方気象台によると、23日も県内は広く晴れて強い日差しが照りつけそうで、千葉市で最高気温36度程度を見込むなど、22日並みの酷暑の恐れがある。
22日は船橋市で37・9度、木更津市で36・7度、千葉市中央区でも36・5度となり、33・4度の銚子市を含めた計8カ所で今年一番の暑さ。この日の最高気温が一番低かった勝浦市でも30・0度の真夏日だった。

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