炎天下39℃ 15分に1回の水分補給と休憩 子どもの異変見逃さず 小学生ソフトボールクラブの熱中症対策

22日、東海3県には熱中症警戒アラートが発表されています。夏休み中の子どもたちが外で運動するには危険な暑さです。週末、炎天下でソフトボールの練習する小学生たちを取材しました。
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(松田亘哲記者)「名古屋市の小学校に来ています。手元の温度計では39.4℃を示しています。暑い中、子どもたちは一生懸命練習しています。」この週末も名古屋は危険な暑さに…(松田亘哲記者)「ここの日陰は結構涼しいですね。風も通ります。温度も31.8度です」
(子ども)Q:暑い?「暑い」Q:どれくらい?「しゃく熱地獄」
CBC
20日の愛知と三重には熱中症警戒アラートが出ていました。
おじゃましたのは、北区の『大杉ジュニアソフトボールクラブ』の練習です。1年生から6年生まで約25人の児童が参加。(子どもたち)「暑い!」「めっちゃ暑いっす」
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そこで、サーモカメラで撮影すると…校舎は30℃くらいを示す「青」ですが、グラウンドや児童たちは「赤」や「黄色」に映り、「白」がさらに高いことを示す40℃近くになっていました。特に帽子と足元が高くなっていることがわかります。
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(松田記者)「90分ほど練習に参加させてもらったんですけどものすごく汗をかきました。子どもたちは暑い中でもすごく元気でした」
そこで、子どもたちの熱中症対策を聞くと…(子どもたち)「帽子と体を全部ぬらして対策しています」「扇風機(ハンディファン)がある。ここ押すと冷たくなります」「アイスリング」アイスリングをつけた児童をサーモカメラで撮影すると黒く映り、他の部分より低いことがわかります。
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では、チームとして取り組む暑さ対策は?
(大杉ジュニアソフトボールクラブ 古木健夫監督)「15分から20分に一回は水分を必ず取れと、一度休憩しろと言います」「扇風機2台と、当然、塩分タブレット等は用意して練習前にみんなに与えています」
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古木監督はチームを指導して約25年。(古木監督)「自分らは暑い中でもやるのが美徳みたいな」「(最近の暑さは)異常ですよね」保護者にも協力してもらい、練習中は多くの大人の目で子どもに異変がないか見守っています。(古木監督)「子どもは(異変が)はっきりわかる。みんなで目配せして顔色見てまずいなと思ったら下げて冷やして」
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プロ野球の世界では熱中症にならないための大前提としてバランスの取れた食事をしっかりとることと、十分な睡眠を指導されるということです。その上で、筋肉がけいれんしてつってしまうアクシデントを防ぐために水分とミネラルの補給も徹底。特にピッチャーですと、イニングごとに摂取してケアに努めている選手もいるということです。

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