真夏の自衛隊イベント「そんな装備で大丈夫か?」 絶対NGな持ち物とは “最悪回避の必須アイテム”8選とは

夏は海上自衛隊のイベントシーズンでもあります。基地や飛行場の一般開放、そして艦艇による体験航海も実施されます。しかし、気を付けないといけないのが日焼けと熱中症。とくに子供連れの場合、無理は禁物です。
夏は、日本各地で海上自衛隊の一般公開などが多く開催されるシーズンです。自衛隊への注目が高まっている昨今、単純に船や航空機が見たいというだけでなく、家族や恋人が海上自衛官だから行ってみたいという人も多いのではないでしょうか。
なかには、気になるけれど、ちょっとハードルが高いと思われる方もいるでしょう。
その気持ちはわかります。ミリタリー系のイベントは私(たいらさおり:漫画家/デザイナー)のようなガチのオタクが殺気立って詰めかけるイメージがありますからね。
そもそも自衛隊のイベントは、民間人に広く普段の活動を知ってもらうためのアピールの場なのです。よって会場には一般の方々が楽しめるよう様々なブースが用意され、制服で記念写真を撮れるなど、オタク向けでない縁日の屋台みたいな場所の方が多くなっています。
真夏の自衛隊イベント「そんな装備で大丈夫か?」 絶対NGな持…の画像はこちら >>海上自衛隊の各種艦艇。乗船するのに炎天下、並ぶことも(たいらさおり撮影)。
ただ、ここで気を付けなければならないのが「日焼け」と「熱中症」。海上自衛隊のイベントというと、護衛艦に乗ったり、飛行機やヘリコプターを見たりというのがほとんどですが、基地や船上、そして飛行場は日光が直接降り注ぎます。
そのようなところへ準備なしで行くのは、たとえるなら「RPGゲームにおいて、こん棒1本でラスボスに挑む」ようなものだと言えるでしょう。
実際、「そんな装備で大丈夫か?」「大丈夫だ問題ない」で案の定、ひどい日焼けと熱中症になった経験のある私、たいらさおりが、「これなら問題なし!夏場のイベント攻略セット(一般向け)」をご提案します。
海上自衛隊のイベントで必須の持ち物は、以下のとおりです。
・日除け:日傘より帽子がお勧め。列に並んでいる時に前後の人に当たらない配慮と、艦艇では傘を差すことができないため。・タオル:冷感タオルや汗拭きシートもあると生き返ります。・日焼け止め:こまめに塗り直してください。特に首の後ろ! 私はココを塗り忘れて首がちょっとした赤色灯のようになりました。・飲み物:500mLだと全然足りません。自動販売機がある基地も多いですが、来場者が多いとほぼ売り切れるので、持参したほうが安心です。・塩タブレット:コレの有無で機動力が大違いです。・着替え:子どもを連れていく場合は汗ビッショリになるので着替えがあると安心です。・モバイルバッテリー:スマホで写真を撮っているとすぐ充電が切れるので必須です。・スマホストラップ:大事なスマホを海に落とすか熱々のアスファルトに落とすか、いずれにしても地獄なのでお気をつけください。
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自衛艦の上も油断大敵。直射日光が降り注ぐ(たいらさおり撮影)。
なお、入れ物についてはリュック一択です。両手があくことで、足場の悪いところも安心できます。また、履物についてはヒールはNG。スニーカー、特に履き慣れたものがベストです。服装も動きやすいものがマストなので、特に艦艇見学の場合は、スカートは避けましょう。
あと、忘れていけないのは、無理をしないこと。疲れたら迷わず建物内に避難するか、各所に設置されているテント下の休憩スペースで休んでください。基地や飛行場は考えるよりも断然広いので、ほんとうに無理は禁物です。子ども連れの場合は、その顔色も絶えず気配りするようにしてください。
それでは、どうぞ楽しいイベントシーズンをお過ごしくださいね。

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