1か月予報 猛暑の盛夏到来 夏休みスタートと同時に危険な暑さが続く 熱中症警戒

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今日18日、気象庁はこの先の1か月予報(7月20日~8月19日)を発表。一年の中で一番暑い時期ですが、全国各地で気温が平年より高く、猛暑となる見込み。関東甲信・東海地方で梅雨明けの発表がありましたが、梅雨明け早々に危険な暑さが続くため、熱中症に厳重な警戒が必要です。
昼夜問わず熱中症に警戒 お盆休みも猛烈な暑さとなる可能性

今日18日(木)、気象庁はこの先の1か月予報(7月20日~8月19日)を発表しました。平年値で見ても、7月下旬から8月中旬ごろは、一年で一番暑さの厳しい頃ですが、全国的にどの期間をとっても「気温が平年より高い」見込みです。すでにこの7月は、7日(日)に静岡市で40.0℃を観測し、8日(月)は東京都府中市で39.2℃を観測するなど、梅雨明け前から猛烈な暑さとなりました。今日は、関東甲信・東海地方で梅雨明けの発表があり、まだ梅雨明けしていない九州北部や中国、四国、近畿や北陸地方なども来週にかけて続々と梅雨明けとなり、夏本番となるでしょう。夏休みのスタートからお盆が終わる頃まで厳しい暑さとなる見込みです。暑さに弱いお年寄りや小さなお子さんにはこまめに声をかけて、水分補給を促す必要があります。日中はもちろんですが、夜間も気温が下がりにくく、昼夜問わず熱中症対策を心がけてください。
夏休みスタートと同時に危険な暑さが続く

さらに気象庁は今日18日(木)、全国の広範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに発表されます。すでにこの先1週間、九州から関東を中心に猛暑日が続く予想ですが、さらに2週間先も「10年に一度レベルの高温」となる可能性があります。夏休みのスタートと同時に危険な暑さが続くでしょう。翌日や当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には、「熱中症警戒アラート」が発表されますので、早めに対策を行って、発表された際には、日中の外出をできる限り控えるなど、暑さに一層の警戒をしてください。
北日本で雨量増える 蒸し暑さ続く

この先1か月、期間の前半は、前線や低気圧の影響を受けやすい東北や北海道など北日本を中心に降水量が平年並みか多いでしょう。沖縄・奄美も湿った空気の影響を受けやすく、降水量が平年並みか多い見込みです。特に、来週にかけても梅雨前線が停滞する東北北部では梅雨末期の大雨に注意、警戒が必要です。夏休みも始まりますが、川や海など屋外レジャー中の事故が増えています。晴れていても天気が急変するような予報の日は外で遊ぶ前に、あらかじめすぐに避難できる場所を確認し、こまめに雨雲レーダーをチェックしておきましょう。
どんな場面でも大切な家族を車内に残さない

どんな場面でも車内に子どもや高齢者、ペットを残さないようにしましょう。外気温が高い日はもちろん、外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。数分で戻るから、直前までエアコンを入れていたから大丈夫などの油断は禁物です。「りすきー」で覚える、車内置き去りNGシーンを念頭に行動してください。「り」理由を問わず、残さない子どもが寝ているから、ぐずるから、エアコンを直前までつけていたからなどは通用しません。「す」少しの時間でも、残さない買い物や保育園、病院等への送迎シーンなど短時間でも危険です。「き」季節や天候を問わず、残さない曇りの日や直射日光が当たらない場所でも油断しない、また盛夏だけでなく春や秋も注意しましょう。
車内置き去りを防止する

①車を離れる際は、後部座席や助手席に人やペットがいないか確認する。後部座席やチャイルドシート付近に荷物を置いておくなど、必ず車内を確認できる環境を作る。②家族とこまめに連絡を取る。子どもを保育園などに送った後に、必ず家族へ連絡する習慣をつける。車種によっては、後部座席への荷物や子どもの置き忘れがないように、通知やブザーで知らせてくれるリヤシートリマインダーなどのドライバー支援装備もあります。(※1)車内での熱中症による事故の中には、子どもが乗っていることを忘れてしまっていた、という事例もあります。こうした機能も積極的に活用して、万が一を起こさないアクションを行ってください。保護者が気をつけることはもちろん大事ですが、他人事と思わずに、周りの大人が安全に見守る意識を持ち社会的なセーフティネットを築くことも重要です。※1 車種や年式によって、設定や操作方法が異なる場合があります。

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