バキバキのスマホ、実は… その正体に「とても愛らしい」「すごい着眼点だ」

多くの人が日常的に持ち歩く、スマートフォン(以下、スマホ)。
製品によるサイズの違いはありますが、コンパクトなサイズのため、手に持ったりポケットに入れたりして持ち歩く人は多いでしょう。
しかし、何かの拍子にスマホが手やポケットから滑り落ち、画面がバキバキに割れてしまった経験はありませんか。
「『バキバキスマホ』のぬいぐるみ」
そうコメントを添えてある作品をXで公開したのは、まこすん(@makosun3939)さん。
画面がバキバキに割れてしまったスマホの実物は、何度か見たことがあるでしょう。
そんな『バキバキスマホ』がぬいぐるみ化すると、どんな見た目になるのでしょうか。
それでは、まこすんさんの渾身の作品をご覧ください!
や、柔らかそう…!
実物の『バキバキスマホ』であれば、ふとした拍子にケガをしそうで、手で画面に触れるのをためらってしまうこともあるでしょう。
しかし、ぬいぐるみ化された『バキバキスマホ』の画面部分は、手触りがふわふわとしていそうですね。触れるのをためらうどころか、むしろ何度も触りたくなりそうです!
思わぬ発想に、たくさんのコメントが届いています。
・触ってもフワフワしていそうで好きです。
・やわらかスマホ、素敵ですね!
・なんとも愛らしい見た目をしているんだ…。
grapeでは、製作者のまこすんさんに、同作についてインタビューしました。
まこすんさんは『小さい絶望』をテーマに、ぬいぐるみを作っているといいます。
それでは、まこすんさんにとって『小さい絶望』とは、どのようなものなのでしょうか。
『小さい絶望』は、誰でも一度は起きたことのあるもの。落ち込むわけではないけれど、自分の身に起きたらちょっと嫌なことだと思っています。
そんな思い出をぬいぐるみにすることで、少しでも多くの人にクスッと笑ってもらえるように作っています。
『小さい絶望』とは、誰でも一度は経験したことのある、自分の身に起きたら少し嫌なことだといいます。
多くの人に「少しでもクスッと笑ってもらえる」ことを願って、ぬいぐるみの製作をしているのですね。
また、スマホ画面のバキバキ感を表現するのは、容易ではないでしょう。製作の際の工夫について、まこすんさんはこう語っています。
ぱっと見で割れたスマホだと気付いてもらえるように、画面のヒビの部分の縫い方にこだわりました。
デザインだけでなく、縫い方まで工夫をしていたのですね。確かによく見ると、ひび割れている箇所が強調されるよう、深く縫い付けられているのが分かります。
なお、サイズは実物のスマホに合わせて作っているとか!
まこすんさんは、2024年10月5日、6日に自身初となる個展『小さい絶望のぬいぐるみ展』を開催予定だといいます。この個展には、同作品を含む『小さい絶望』を感じるぬいぐるみを、たくさん展示するそうですよ。
気になる人は、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]

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