今週は猛暑日が復活 夏休みのスタートは厳しい暑さ 来週はさらに高温・危険な暑さも

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各地で梅雨明けが近づく中、猛烈な暑さも迫っています。今週末から夏休みといったお子さんも多いかと思いますが、厳しい暑さでスタートすることになりそうです。また、来週はさらなる高温が予想され、熱中症に一層の警戒が必要です。
厳しい暑さ戻る 高温に関する早期天候情報も

沖縄地方と奄美地方が梅雨明けしてから3週間余りが経過し、そのほかの地域も梅雨明けが近づいてきました。向こう一週間は、次第に夏本番の厳しい暑さとなり、最高気温が35℃以上の猛暑日といった所が増えてくる見込みです。18日(木)は各地で30℃以上の真夏日になり、名古屋では猛暑日となるでしょう。その後は関東や近畿、九州でも猛暑日の所が復活する見込みです。また、今日16日(火)、気象庁は高温に関する早期天候情報を発表しました。それによりますと、沖縄から北海道にかけて、22日(月)頃からは全国的にかなりの高温になると予想されています。今週末からは夏休みといったお子さんも多いかと思いますが、スタート早々に厳しい夏本番の暑さが到来し、来週はさらに厳しい暑さ・危険な暑さになる可能性があります。これまで以上に、熱中症に警戒が必要です。また、ご高齢の方と一緒にお住いの方、近隣にいらっしゃる方は、お声がけをしていただくなど、周囲のサポートも重要です。
熱中症の救急搬送者数 梅雨明け直後は急増

毎年、熱中症で救急搬送される方が一気に増えるタイミングがあり、主に梅雨明け直後の急に暑くなる頃です。今年は7月に入って間もなく、長い梅雨の晴れ間が訪れ、各地で厳しい暑さに見舞われました。消防庁が発表する熱中症の救急搬送者数を見ると、6月後半は1,000人から2,000人ほどだったのに対し、7月の1週目には9,000以上と大きく跳ね上がっています。この期間には、東京都心で今年初めての猛暑日、静岡で40.0℃を記録するなど、一気に厳しい暑さが到来したためです。先週はいったん収まっていた厳しい暑さが、今週は徐々に戻ってきます。梅雨明けがいつ発表されるかはまだ不確実ですが、発表の有無に関わらず、今週末以降の厳しい暑さは熱中症患者が急増するタイミングとなります。今度は7月初めのような一過性なものではなく、定着する厳しい暑さです。これまで以上に熱中症に警戒してください。
真夏の熱中症予防

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。

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